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Yuipro初イベント!

Guten Tag!
ベルリンに帰ってきました!
前回の記事でも書いた通り、地元岩手県奥州市で毎年開催されている「江刺甚句祭り」にてドイツコンセプトの屋台をお披露目するということで、
弾丸で帰国してまいりました!!

円安、GWも相まって、東京では海外の人がいつもより多くいらしゃったような気がします。

出店時の様子
地元の仲間も手伝いにきてくれた!
地元のものを使ったベルリンソウルフード!!
カリーヴルスト

1.地元が一番!

夕暮れ時が世界で一番美しい場所は奥州市かもしれない

今回はイベントでの帰省のため、4年振りに一人での帰国。
飛行機の中も、新幹線の中も、移動中の快適さに驚きました。
いつもは少し罪悪感の残る飲み会への参加も、久々に遠慮せずに飲めました。
地元は岩手県奥州市江刺というところで、自然がいっぱいのところ。地元の訛りは心地いい。
子育ては、仕事は、学業は、様々な部分で、今住んでいるベルリンと比べるとまだ、住む選択肢をとれないのが現実です。
しかしながら、この町にも様々な希望が見えてきた気がします。

アパレルブランド”Gorsch"

東京を拠点に活動していたデザイナーの鈴木さんが、奥州市の米里という地域にある物件を購入され、この限界集落となりつつある場所から自身の活動を発信していくことを決意。
服飾という垣根を超えて、地域とのつながりや事業の幅を広げていきたいとのこと。購入された物件もまた、明治時代に入り込んできた西洋文化を取り入れた洋館風のファサードに、内装は日本家屋の出で立ちの素敵な物件。
取り壊しになりそうだったところを鈴木さんが救い出したこの町の可能性。
こういう出会いが、また帰ってくる理由になっていきます。

詳細は上のリンクをチェック!

2.お金があれば楽しい国

飲みに行って、コンビニでおにぎり買って、二日酔いのまま今夜も飲みに行く。
いいなぁ、楽しいなぁ、帰りたくないなぁって思えるのも、お金があってのことだなぁと感じました。
ベルリンは真逆のいかにお金を使わずに、自分の生活を充実させられるかというところに本気で取り組んでいるのが魅力だと感じています。
いつもいつも帰ると思うのは、便利だが必要がないものが多いという点です。便利ならそれでいいのか。ミニマリストの精神はどこへやら、本当に必要なものを見失いそうになります。
円安のこのタイミングで、ユーロで稼いでまた来年豪遊しようと思った2024年の春でした。

3.これからについて

今回のこのイベントと並行して、アーティスト支援プロジェクトを開始する予定です。
結プロジェクトの今後の目標は、地元奥州市をアートの町にすること。
発信能力の乏しい高齢化してしまった有望な職人や、アーティストの作品をベルリンから世界へ発信していこうというのが第一弾。
こちらのマルシェやオンラインショップなどで販売委託を請け負い、作家の活動の幅、可能性を広げていくことが目的です。
今後はさらに、地元伝統芸能・工芸のワークショップの開催や、ベルリンアーティストの輸入等を考えております。
できることをコツコツと、継続してやり抜く。泣いても笑っても最後の人生です。
我々の次の世代が、「住みたい」「残りたい」「残したい」と思えるような町を築いていきたいと思います。


今日のドイツ語

家に帰る
Ich gehe nach Hause (イッヒ ゲーエ ナハ ハウゼ)
Gehenと言う動詞はzuという前置詞と行き先で表現されることが多いですが、国や都市がいき先の場合はnachと言う前置詞に変わります。
家と言う意味のHauseは例外で、国と同様のnachを使うので注意しましょう!
出身地:Heimat (ハイマット)


それでは
今日はこの辺で、
チュース!!


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