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ベルリン事情(病院編 パート1)

Guten Tag!
このたびは、盲腸でダウンしておりました。
まさか自分がなるとは。。。

今日はそんなドイツで病気になったらどうする?を紹介していきます。


1.保険について

まず初めに、ドイツの保険制度を軽く説明していきます。
ドイツの保険は大きく分けて次の4つで構成されています。

  • 健康保険(医療保険)

  • 介護保険

  • 失業保険

  • 年金保険

ドイツでは成人を超えたとき、もしくは大学へ進学した際に、親の扶養から外れ、自らの保険に入る必要があります。
健康保険の会社は自分で選ぶことができ、保険適用範囲などを加味して選定します。一般的に、正社員としてドイツで働く場合は、AOKやTKなどの大きな保険会社と契約している傾向にあります。

2.病院について

ここは日本と大きく違う点です。
一般的に日本語で「病院」と訳されているドイツの病院は、通院や外来を目的とせず、入院治療(手術を含む)が目的となるため、腹痛や風邪などの症状の場合は、Praxis(プラクシス)と呼ばれる診療所を訪れる必要があります。
診療を受けたい場合(ベルリンなどの大きな街は)、口コミなどをもとに自分で診療所を選び、患者の受け入れが可能かどうかの確認を先に行います。


Achtung!!
確認せずに行って、もうお抱えの患者がいっぱいで受け入れられないということもあるので注意しましょう。


自分のかかりつけの外科が決まれば、これを「Hausarzt」(ハウスアーツト)と呼んで、今後の診察、通院をそこで行っていくという流れです。

3.医療費について

これはもちろん治療や病気によっても異なりますが、基本的には健康保険によって全額カバーされます。
今回の盲腸の手術は、4日間の入院、食事、手術、すべて保険によってカバーされました。
歯医者などは保険外の治療も多いのでご注意を。
クリーニングや矯正などは費用が掛かりますので自分の通っている歯医者に確認するのが一番いいですね!
※歯医者も同様に、患者の受け入れを行っているかを事前に確認してから、登録するようにしましょう!


ドイツで受診を行うのは記載した通り、具合が悪くなってからでは少々面倒ですが、こちらで保険に入っていれば、保険料が日本よりも高いという事実はありますが、その分医療費がかからないという明確なメリットもあります。
払っているお金がしっかりと市民に還元される、目に見えるお金の使い方を日本はもっとドイツから学べるかもしれませんね。


今日のドイツ語

今日は予告通り数字のドイツ語を1~10まで!
1:Eins(アインツ)
2:Zwei(ツヴァイ)
3:Drei(ドライ)
4:Vier(フィーヤ)
5:Fünf(フンフ)
6:Sechs(ゼクス)
7:Sieben(ズィーベン)
8:Acht(アハト)
9:Neun(ノイン)
10:Zehn(ツィーン)
次回は11~20です!次回までにしっかり覚えるように!


次は続編で、診察に行くまで!
経験をもとにドイツでの受診の時の注意点をご紹介します!

それでは今日はこの辺で、
チュース!

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