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ドイツ語講座 Vol.2 冠詞について

Guten Tag!

言い忘れていたかもしれないので補足で、
ドイツ語は基本日本のローマ字読みです。
なので特殊な読み方は後日記事にするとして、基本的には、
記述されているドイツ語の単語はローマ字読みでオーケーです!

ではさっそくドイツ語の内容に踏み込んでいこうと思います!


1.日本語にない「冠詞」

ここが一番日本語とドイツ語の大きな違いで、一番最初からドイツ語上級者を苦しめる文法です。
この文法は日本語には存在しません。
冠詞というのは名詞の前についてくる特定の単語を指し、それの有無や種類によって、名詞が特定のものか、不特定のものかを判断することができます。ドイツ語の場合上記に加えて、名詞の位置づけを示す格を明確にする役割を持っています。
英語で言うところの、”a, an, the" です。
ドイツ語のTheは3種類あり、aやanに相当するものもまた3種類あります。格も4種類あるので、項目で言うと(形式にダブりもあるので)24つは冠詞を使い分けなければならないということになります。
ここが最初にして最大のドイツ語の壁になります。

2.であ、でぃ、だす

岩手の方言で使われる語尾ではありません!!
先ほど書いた3種類ある冠詞の読み方です。

der,die,das
(デア、ディ、ダス)

これは、Theに相当する単語になります。
よく聞くドイツ語には性別があるというのはこれです!
Der:男性名詞
Die:女性名詞
Das:中性名詞

といった感じですが、なぜ男性名詞なのか、女性名詞なのかの理由はわかりません!!(ラテン語に答えがあるかもしれません。)

”a,an"に相当するのは
ein :男性名詞
eine:女性名詞
ein :中性名詞

これらの単語は名詞が1格(主格、主語で使われる)の場合の形です。

例えば
リンゴ”Apfel"(アプフェル)という単語は男性名詞ですから、主語として文中に存在する場合は
Der Apfel もしくは状況に応じて、 Ein Apfel となります。

もちろん名刺には複数形も存在し、その場合は
Die を使います。
例)Die Äpfel 
※名詞の複数形は、名詞が一定に変化しないので注意を!!
これが冠詞の第一歩です!

ここから2格、3格、4格と変形していきますが、
これは後程やっていきましょう!

3.目指せ冠詞マイスター!

ドイツ語では熟練者のことをマイスターと呼びます!
ドイツ語学校もしくは、動画やSNSなどを活用してドイツ語を勉強されている方は先生、配信者が、
「冠詞にはルールがなく、覚えなければならない」と言われている方も多いと思いますが、実はルールがあるんです!!
それがまとめてある資料を今回は特別にお見せします!
ドイツ語初心者でわからない場合はぜひコメントで質問してください!

冠詞のルール その1
冠詞のルール その2

とは言っても、覚えなければいけないところもあるのは事実ですが、
こういうただただ覚えるよりもこういうポイントを抑えることも重要だと思います!


今日のまとめ

ドイツ語の冠詞
主格(1格)で使われるのは
der,die,das の3種類に加え、
例)
Der Apfel(リンゴ)
Die Katze(猫)
Das Auto(車)

不特定の名詞については
ein,eine,ein の3種類が相当する。
例)
Ein Apfel
Eine Katze
Ein Auto

また複数形は種類にかかわらず、
die+名詞の複数形 をセットで使います。
例)
Die Äpfel
Die Katzen
Die Autos
※名詞の複数形については一定のルールはあるものの、新しい単語を覚える際に必ず合わせて確認しておいた方がいいと思います!


いかがでしたでしょうか?
こんな感じでゆるりとやっていきますのでよろしくお願いいたします!

それでは今日はこの辺で、
チュース!!!!





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