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6.【感謝ノート/達成ノート】想い続ける力の体験

みなさんこんばんは!
宮本です。

今日は自分が大学生の頃に取り組み、実際に体感した想い続けることのパワフルさを綴ってみようと思います。

まずタイトルに記載した「感謝ノート/達成ノート」についてですが、これは、未来に達成する目標を毎日書き、それを達成した前提で、そこまでにお世話になった方や、頑張った自分自身、そして応援してくださった方々に対する感謝の意を書いた上で、毎日の日記を書いていくというものです。

僕が初めてこういった日記の書き方に出会ったのは、大学3年生の時でした。
ふとニュースか何かで見た、トライアスロンの上田藍選手の記事がきっかけでした。

「2016年、リオデジャネイロオリンピックで勝つことができました。ありがとうございます。」

上田選手は、こう書いた上で、そのために今日何に取り組んだのか、そしてこれからはどうしていくのかを日記に記したようです。

それを見て、僕も大学3年生で学生コーチに立候補した際、何としてもチームを勝たせられる人になるんだという気持ちで、どうにかして自分自身が思い描くものを日々体現し続けるために、毎日チームの目標を書き続けよう、そしてそのための日々を過ごすようにしようと思い、同じように感謝ノートを書き始めました。

東京六大学野球は、必ず早慶戦が最終カードで、しかも、春も秋も何月何日に開催されるのか予想が立つものだったので、僕が最終学年になった時の最終戦の日付を書き記しました。

そこから毎日、最初の3行は未来の日付で、リーグ戦に優勝することができました。ありがとうございました。という内容を書き、その上で、4行目から日々の良かったことや反省点を書くようにしました。

この効果はとっても大きくて、毎日毎日描くことで、今自分は何のために日々を過ごしているのか、その軸を正すような時間になっていました。

1ヶ月間のオフの間も日記は辞めず、オフだからこそ俯瞰的に一人一人の選手の状態と伸ばすべきポイントを書き記し、頭の整理に使いました。

僕は行動し続けているうちに、いつの間にかやっていること自体が目的になり、そもそも何のために取り組み始めたのかを忘れたまま行動することが多かったので、日記はとても良い習慣でした。

3年生の春から書き始め、結果的に、僕の代の最後、秋リーグで念願の優勝を叶えることができました。
このリーグは1つ目のカードで痛い黒星をつけ、2つ目のカードでは勝ち点を落とし、6連勝しないと優勝できないという状況でした。
ただ、選手も監督・コーチも諦めておらず、途中、5点差を逆転するような試合もあったり、とにかく劇的なドラマで優勝することができました。

本当に指導者の方々や、素晴らしい胆力と技術力を持った選手、みんなの集大成だったと思います。

僕自身も多少は結果に貢献できたと思いますが、この感謝ノートを書き続けたことで、何より大きかったのは、1日もブラさずに選手に発破をかけ続けることができたことです。
きっと、このノートを書いていなければ、僕自身の練習やミーティングや試合をする目的が曖昧で、投手全体の目的も曖昧になり、バラバラとした雰囲気を生み出していたと思います。

未来を決め、それを達成した前提で今を生きることは本当にパワフルです。
そして、未来の自分が今の自分に感謝できる日々を送っているのかどうか、その意識を毎日呼び起こさせるものがあったことは、毎日6時から24時までずっと動いていたあの2年間において、疲れても前を向く強固な原動力になりました。

初めてやってみた感謝ノートでしたが、1年以上続くものになるとは思いませんでしたし、何より書いたことが現実に起こったことが良い経験になりました。
思考が現実化するとはまさに。

みなさんも一度書いてみることをおすすめします^ ^♪

あと、優勝パレードで港区から六本木交差点を通り、三田のキャンパスまで交通規制をかけて歩く瞬間は本当に至福で、いろんな人と喜びを分かち合える時間なので、縁やゆかりがない人でも、選手から、とても清々しい気持ちと頑張る活力を与えられると思います。

大学野球とは、それほどとても素晴らしい世界なので、是非一度、観戦しに行ってみることをおすすめします☆

#やってみた大賞

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