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「合同会社かものは」を設立しました〜!!

こんにちは、唐澤です。
この度、新たに法人を設立させていただく運びとなりました。

今日は「かものは」の社名やロゴなどの背景、そしてMission,Vision、事業の方向性についてお伝えできればと思います!

前提として、合同会社であることから分かるように、資金調達して人を多く採用し、グロースしてEXITすることを目的としていません。
サラリーマンを辞め独立してこの3年、個人事業主として、様々な会社さんの経営・組織コンサルティングや、組織カルチャー醸成支援、人材開発などの領域を担ってきました。
その営みを法人化することで様々な組織や個人と連携しやすくし、社会に広く影響力を出していきたいというのが起点です。社会への影響力を広げていく一環として、組織づくりやカルチャーに関する発信も増やしていきたいと考えてまして、そのためにもここで法人設立についてnoteにまとめておくことにしました。

これから、経営・組織コンサルティングやアドバイザー、組織開発・人材開発の領域でより幅広く事業展開していければと思っていますので、仕事・登壇のご依頼や、連携して何かやろうという方、ぜひご連絡ください!

↓↓↓ご連絡はこちらから↓↓↓
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社名やロゴについて

社名「かものは」

「かものは」は鴨羽色に由来しています。
鴨羽色は英語ではTealで、ティール組織が注目されて久しいですが、ティール組織とは書籍にある形そのものを目指すことではなくて、組織のパラダイムシフトに意味があると思っています。
組織の次のパラダイムシフトを起こすために、日本版ティール組織を模索していく意思を表しています。
代表唐澤の誕生日カラー(1月24日)でもあります。

http://birthday-color.cafein.jp/html/0124.html


ペンギンのロゴ

ロゴは、鴨羽色のペンギン「Be the First Penguin」のタグラインで構成しました。
Tealの色は、英語ではBlue Teal・Green Tealと言われ、鴨の羽のように青から緑へとグラデーションのあるカラーです。色に幅を持たせることで、多様な人や考え方を受け入れることを表しています。
タグラインの「Be the First Penguin」は、「自らが変化の起こし手となれ」というビジョンを表しています。

設立日は7月20日

マクドナルドの日本1号店ができた日であり、ハンバーガーの日です。
ハンバーガーやシェイクといった新しい食文化を定着させた日で、新しいカルチャーを日本に根付かせたいというミッションの表れです。
また、マクドナルドでファーストキャリアを過ごし、多くのことを教えてもらったこと、原点に立ち返る気持ちを忘れないことを込めました。
7月20日はアポロ13号が初めて月面に降り立った日でもあり、まさにファーストペンギンですね!


株式会社でなく「合同会社」

会社の形態は合同会社にしました。
資本家が加速度的に強くなる資本主義を象徴する株式会社へのアンチテーゼです。仲間と社会に適切に還元していける会社になればなと思ってます。

Mission, Vision

Mission
「誰もが挑戦できる社会へと、日本のカルチャーをアップデートする」

会社のミッションは、僕自身の志とイコールです。
僕は、30歳の時にグロービスMBAで学び始め、「人の心に火をつけるプロ経営者となり、これからの日本企業を救う」と志を定めて卒業しました。

30代は、プロの経営者になるため、様々な経営者・リーダーの近くで働き学ばせてもらい、自分自身も経営者の職責を経験するとともに、起業家としてAlmohaという会社・事業を起こしました。
デジタル庁では国家公務員として国家全体を広く捉える経験もし、グロービスでは教員として恐れながらも教育者という立場も担っています。
様々な異なる挑戦の中で、色々な方々に本当にお世話になり、たくさんの成長をさせてもってきました。皆さま本当にありがとうございます。

そうした多様な経験を踏まえ、経営者一人にできることの限界も見えてきました。仮に10万人の大企業で経営者として変革を進め、より良い組織に変貌を遂げたとしても、対象は10万人です。しかし、日本には1億2000万人のひとがいる。
日本の人たちが所属するたくさんの組織がより良くなって、もっと楽しく働ける世の中にしたい。そのためには、変革の炎を大きく広げなければならない。だから、組織の中にいる人も外にいる人も、仲間を広げて「総力戦」で臨まないと社会は変わらない。そう思うようになりました。

人口の成長が止まり、「失われた30年」と言われる日本という国を再び前に向いて走らせるには、成長領域を作らないとなりません。そこで、国策としてスタートアップに注目をしているわけです。もちろん、会社をゼロから興してのスタートアップでなくても、大企業の中の新規事業でもいいのです。とにかく成長領域を作ることが欠かせなくなります。
成長を求めるということは、安定よりも「変化」を求めるということです。変化にはストレスがかかりますし、失敗するリスクもあります。でも、リスクを取ることでその先の大きな成長を果たせるのだとしたら、そうした挑戦を社会が応援し「誰もが挑戦できる」社会にしたいと僕は思います。

このようにリスクをとって挑戦する社会は、「事なかれ主義」「減点主義」「出る杭は打たれる」などと言われる「日本のカルチャー」とは対局にあります。
そのため、日本のカルチャー自体をアップデートすることが必要だと考えています。これまでの日本のカルチャーが悪かったわけではなく、たくさんの成功事例も出ているし、国としても豊かになりました。
過去を否定する必要はありませんし、これまでには、これまでそうしてきた理由があります。そうした過去を認め受け入れながらも、日本が成長軌道に乗るためにアップデートするのです。

そうした背景から、「誰もが挑戦できる社会へと、総力戦で日本のカルチャーをアップデートする」ことが僕の志であり、それを実現するための会社「かものは」のミッションなのです。


Vision
「自ら変化を起こす、ファーストペンギンであれ」

ミッション実現のため、「かものはという会社は、どういう姿であり続けるか?」という問いへの答えがビジョンです。
自分自身が「こうあり続けたい」という姿であり宣言ともいえます。

仕事で成果が出たりして、成長実感があるときって、楽しいですよね?
変わらずに安定している状態って、楽ですよね?
同じ「楽」という漢字を書くのですが、僕は「楽しい」人生を送りたい。

成長とは、変化の差分です。
成長する楽しい人生を送るなら、変化の大きい方を選ぶしかないんです。
だからこそ、変化を求めて新しいこと・誰もやったことのないことに挑戦することを是とする社会が、我々が目指す社会です。

そうした社会を築いていくには、我々自身が先頭に立って自ら変化を起こし挑戦することを体現し続けたい。
たとえ、自分が傷を負うとしても、最前線に立ち、真っ先に海へと飛び込むファーストペンギンでありたい。そう考えています。

ファーストペンギンというと、集団の中で一番最初に海に飛び込むカッコいいペンギンを想像するかもしれません。しかし、ペンギン界での実際の姿を見ると、どうやらそうでもないようです。
実態は、周りのたくさんのペンギンたちに押し出されて、気づいたら一番端っこにいて、「おっ、おっ、おっ」と押し出されながら、「あぁ、もうしょうがない、僕がいくかぁ」っていって飛び込む感じのようです。可愛いですよね。笑

僕がイメージする「自ら変化を起こす」という姿もそういう感じです。別にカッコよく何かを打ち出しさなくていい。
むしろ、ちょっとダサいくらいで、失敗してコケたりするんだけど、等身大で頑張って、仲間に助けられながら何とか前進する
そうやって、コケて助けられながらも、カッコ悪くても頑張って小さな変化を起こしていきたいなぁと思います。

1人が一気に100メートル動かさなくても、10,000人が1mm変化を起こせば、合計は同じ100メートルになります。そうしてみんなで積み重ねた結果、新たなカルチャーが日本に醸成されていくと信じています。


事業の方向性

前提として、3年前に共同創業したAlmoha社で進めてるHR Techを引き続き進めることには変わりはありません。
Almohaでは、人事システムや組織カルチャー診断などのツールなどを開発しており、現在鋭意システム開発中です。

これに加えて、「かものは」では、日本社会のカルチャーのアップデートを進めるために、Tech領域に限らず幅広く取り組んでいきます

今のところ、以下の3本柱を推進していく予定です。
具体的には改めてまた紹介できればと思いますし、これから変わると思いますが、まずは方向性としてイメージを共有できればと思います。

進めるにあたり、クライアント・ユーザーはもちろんのこと、連携するパートナー企業や、一緒に企画・開発・実行していく仲間も募集していきます!
(当面は、採用というよりも兼業や業務委託ベースになると思います)


(1)スタートアップなど成長領域でのカルチャー開発

スタートアップの組織開発を支援していきます。大企業の新規事業部門や子会社や、スタートアップを支援するVCやCVCなどエコシステムプレイヤーたちも対象とし、広くスタートアップカルチャーを構築していきます。

想定する主な営みは下記です。

  • Startup Culture Lab.と連携した研究と対外的な発信

  • スタートアップ企業・関連企業への経営・組織コンサルティング

  • 「組織カルチャー診断」による組織課題の可視化

※Startup Culture Lab.はこちら↓


(2)DXを通じた既存事業のカルチャー改革

既存事業領域でDXを推進するには、デジタル化を進めるだけでなく、スタートアップのようにスピーディーで自律的に動く組織カルチャーへの改革も求められます。そこで、伝統的な日本組織の改革においても、自律的に変化を起こすカルチャーへのアップデートを推進していきます

想定する主な活動は以下です。

  • 官公庁・自治体など行政組織の改革支援

  • 日本の中大企業や地方企業における経営・組織改革のコンサルティング

  • 「組織カルチャー診断」による組織課題の可視化

※行政組織の改革事例こちら↓ (デジタル庁で代表唐澤が推進)


(3)推進する人材(仲間)を圧倒的に増やす

こうした営みを、できるだけ社会に広くインパクトを出しながら推進していくには、一人でも多くの仲間を増やして総力戦で取り組むことです。

そのために、以下のことを企画・開発していこうと思います。

  • 「自律的に変化を起こす人材」の研究・定義づけ

  • 「パーソナルカルチャー診断」による個人の変革志向の把握

  • 変革マインド醸成の勉強会・コミュニティ

  • 変革人材が挑戦する実践環境の実現(転職・兼業・出向・インターン等)

MBAホルダーたちはまさにこれらを推進する人材像そのものなので、グロービスの受講生・卒業生とも連携していけたらと思ってます!

※グロービス経営大学院での活動はこちら↓

事業としては以上です。

いずれも個人事業主として進めていましたが、法人化することで様々な組織や個人と連携しやすくし、社会に広く影響力を出すことを目指します。

これもう、一人では成し遂げられない挑戦ですので、このバスに乗ってやろう・一緒に隣を走ってやろうって皆さん、お声がけください!

よろしくお願いします!!


さいごに

今回、法人成りするにあたってご協力いただいた既存クライアントの皆様、応援してくださり本当にありがとうございます!

また、自身の志によりフォーカスするため、役所の夏の人事に合わせ2023年6月末をもってデジタル庁でのCCOとしての任を解いていただきました。
アドバイザーとしては残りますが、当初より決めていた立ち上げからの2年間を一つの節目とし、後進に道を譲るべきタイミングとも考えました。わがままを許していただいたデジタル庁の皆様にも心から御礼申し上げます。

30代までに学ばせてもらった様々な経験を活かして、40代からは自身の志に真に向かうことで、社会に少しでも還元していければと思います。

Be the First Penguin!
まだまだヒヨッコペンギンですが、応援よろしくお願いします!!

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