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河川点検士を受験した話【iPadを使った資格勉強】

お絵描きをしている傍ら、測量設計会社に勤務しています。

今から4か月ほど前。
「河川点検士取ってきてよ」
と、上司の一声。

資格の話だよね。リモコン取ってのノリで言ってくるなぁ。

ということで、他の社員と共に河川点検士という資格を受験しました。
河川点検士は、川の維持管理に関わる資格で、川の施設の点検や補修についての問題が出題されます。
合格率は50%ほどで、そこまで難しい内容ではありません。

そして、先日結果が発表され、無事に合格しました。
良かった。

折角なので、私が取り組んだ勉強方法をご紹介しておこうと思います。

「河川点検士取れって上司に言われたけど、どうやって勉強したらいいんだ~トホホ」
と、なってしまっている方の参考になれば幸いです。

というのも、河川点検士の試験は「CBT」という形式で、用意されたパソコンを使って択一式の問題に回答するシステムであり、過去問も公表されていないため、過去問を使った勉強ができません。

そのため、勉強方法は

ひたすらに教本を読み込む

に限られます。

何て退屈な。

試験の前には講習会が開かれ、教本を基に内容の説明をしてくれます。
講習会は1日がかりですが、速足で説明されるため、それだけではあまり覚えられません。

また、学校の先生みたく
「ここテスト出るぞ~」
と、教えてくれましたが、実際はほとんど出ていませんでした。

と、そんな感じの講習会の後に試験を受けれますが、試験日は自分で選べるため、最長でも講習会から1か月ほどは勉強する猶予がありました。

なので、私はこの1か月でコツコツと教本を読み込みました。

教本は9章に章立てされていたので、1日1章ずつ勉強しました。

勉強時間は朝の始業前と、夜の寝る前に各30分程度といった具合。
個人的には、短期間でガッツリやるより、長期間でコツコツやる方が向いているので。

最初の1,2週間はただ単に教本を読むだけでしたが、全然頭に入っている感じがしなかったので、勉強方法を変えることにしました。

そこで登場したのがiPad

まずは、iPadで教本の中身を全て撮影し、PDFに変換しました。
これで下準備の完了。

まず、朝は普通にこのPDFを読みます。そして、その中で重要そうな語句を塗りつぶします
私は、apple純正の「ファイル」アプリを使っていました。
と言っても、どこが重要か分からないので、施設の名称や特徴、災害や破損の種類などなど、それっぽいところを穴埋めにしていました。

そして、夜はPDFを読みつつ、塗りつぶした箇所を思い出していきます
塗りつぶした箇所は消しゴムツールで消しておけば元通りです。

私はひたすらこれを繰り返しました。
(ありきたりな勉強法な気もしますが。)

問題の傾向も分からないですし、択一式の試験なので、書いて覚えるのは労力と時間がもったいないと思ったため、この方法にしました。

結果として合格できたので良かったです。

iPadを持っていなくても、パソコンでも同様の勉強は可能だと思います。

これから河川点検士の試験を受けるという方の助けになれば嬉しいです。


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