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UiPath Forward VI Las Vegas & Japan 体験記

みなさん、こんにちは。
渡辺俊平です。(@ShumpeiWatanabe)

2023年10月開催のUiPath Forward VI が終わりまして、パーソナルな振り返りと気づきを体験記としてnoteに記しておきたくなりました。参加された方もそうでない方も、何かの参考になれば幸いです。

オートメーション業界最大のグローバルカンファレンスForward VI は、グローバル版と日本版があり、イベントには下記のような違いがあります。

Forward VI のグローバル版と日本版の比較


1. Forward VI Las Vegas

グローバル版のForward VI について振り返ります。

事前準備について

1.1 いつから申し込みができるのか?

今年はカンファレンスの約5か月前の5月から受付が始まり、コンサートチケットのように早割形式で申し込むことができるように。

1.2 どうやって行くのか? 

団体ツアーパッケージのJapan TourをHISさんに組んでいただきまして、
コレに申し込めば現地への渡航&滞在手配を心配することなく、添乗員さんつきで確実に到着することができます。初参戦の方や海外慣れしていない方、自力で行くのが大変に感じる方はオススメです。ツアーはなくもちろん現地集合での参加でも大丈夫です。

1.3 スピーカーになれるのか?

なれます。Call for Speaker というグローバルでの選考プロセスが走り、これを勝ち抜いた方がスピーカーとして招待されます。各テーマに沿って参加者にとってどのような気づき・学びをメッセージできるのか? また日本人は控えめなアピールをする方が多いため、海外勢の盛りもりなストーリーにも打ち勝つ必要があります。

1.4 困ったとき・迷っているときのご相談は?

海外カンファレンスに行ったことがない、初めてで心配だ、どうやって手配すればよいか不安だという方々に向けて、相談できる機会もございました。共有のお悩みや相談事項ってありますよね!

1.5 事前の説明会&交流会 - Japan Meetup 

9月15日(金)に、参加が確定した方向けに事前説明会と交流の機会としてJapan Meetupを東京とオンラインのハイブリッドで開催しました。
行く前から日本人チームとして会社の枠を越えたつながりをつくり、気になるセッションや現地で学びたい点など参加者視点で共有できて良かったです。写真はそこからのAfter Partyで、さらに語らいました。


現地での様子

1.6 基調講演 - Keynotes 

とにかく広い会場で、最新製品の発表や先進的な取り組みをされている世界のユーザーさん講演が目玉です。基調講演の一部はライブ配信がされていました。またUiPath創業のルーツと日本の関係についてかなりフィーチャーされいて、いち日本人として嬉しかったです。

詳細やアーカイブ配信は、下記リンクよりぜひ!

1.7 Tech Ed Day

今年から新設されたTech Ed Dayは、テクニカルハンズオンやディープダイブセッション、またはワークショップなど製品別、ユーザーの役割別にセッションが構成され、プロダクトの開発担当者たちから少し先の情報も交えてキャッチアップできる一日です。一人では物理的に見切れないほどのボリュームでしたね。

1.8 Partner Forward 

パートナー企業向けの年次イベントPartner Forwardのグローバル版では、パートナー戦略やアライアンスのお話し、またパートナーアワードの表彰式があります。日本のパートナーさんから受賞されたのは嬉しかったですし、来年はもっと日本のパートナーさんが受賞されてほしいです!

Partner Forward 後の恒例になりつつあるステージ集合写真

1.9 UiPath Friends ラスベガス 

日本のユーザーコミュニティUiPath Friends メンバーが、現地のForward VIにて何を体感してどのような気づきを得たのか? Day1 のAutomation Celebration (いわゆるセレブレーションパーティー)終了の直後、現地時間22時から、パネルトーク形式で気づきをシェアいただきました。これをライブ配信で日本にもお届け!
また、UiPathのグローバルチームで働くエンジニアのTatsuyaさんからは、Automation Suiteの最前線について日本語で初披露するセッションも。
眠らない街ラスベガスの夜からお届けする熱いトークは、盛り上がりすぎて時間が足りなくなってしまいましたが、現地の熱量をお届けできたと思います!

UiPath Friends ラスベガスのユーザートークのスピーカーたち

配信のウラガワ

アーカイブ配信はコチラ🎥

なお、ここでは話し切れなかったForward VI ラスベガスについての振り返り、ユーザートークセッションは11/18(土)のUiFesにて、セッションがあるのでぜひ見てくださいね!

1.10 Japan Session 

日本の参加者向けのJapan Sessionでは、日本語で発表概要を解説しています。基調講演はもちろん、ブレイクアウトの注目のセッションから速報としてお届けしており、たくさんの日本人にご参加いただきました!

1.11 日本人がグローバルで活躍

基調講演に加えてブレイクアウトセッションのIndustry Summitにて2名のユーザーさん登壇、Tech Ed Dayでは2名の日本人の社員が登壇し、合計5名の日本人がグローバルカンファレンスに出演しました。グローバルに活躍する日本人の方々に尊敬と嬉しさが混じって感謝感激でした。

1.12 Go Global! UiPath Community!!

世界へ羽ばたこう!Learn & Grow を実践する最高の機会として世界のユーザーとコミュニティと交流し学び合おう。世界のコミュニティ事情についてお話ししたり、グローバルMVPとつながったり、はたまた個人的にはグローバルのコミュニティマネジャーと初めて対面で会ったりと、感慨深いものがありました。
グローバルのコミュニティ事情では、人数が増えることよりもいかにエンゲージメントを高めて活性化できるか? という話をしていて同感しすぎました。受け身ではなく積極的なアクションが大事、発信することが大事なのは世界共通ですね。また、22:00からミートアップを開催して日本にライブ配信する件は、日本の熱量のすごさに感銘され、応援にも駆けつけてくれました。

世界のコミュマネたちと

国境は関係のないお気に入りの一枚!

1.13 ExpertVille - 展示ブース

グローバルカンファレンスの見どころの一つに、超広大なスペースで回り切れないほどの展示ブースがあります。ここで興味のある分野について開発者に深く質問したり、偶然立ち寄ったブースで思わぬ良い製品やサービスに出会ったり、または遊び心のあるブースもあり、いろんな楽しみ方を体感できました。

屋外の休憩&交流スペース
UiPathのブース:カウンター形式で4つ設置
ロボットを投げる!?
これまでのForward 開催の様子の写真アート

1.14 UiPath Gift Shop - 公式ショップ

UiPathグッズが買える公式ショップの物理出店はForward ラスベガスのみです。オンラインで購入、輸入することも可能ですが新作やラスベガス限定品もあるので見逃せませんね。

1.15 ラスベガスでつながる日本の参加者たち 

世界のユーザーさん達とつながるのはもちろんですが、忘れてはならないのは、コレに一緒に参加する日本人同士でのつながりです。ほぼ一週間を一緒に過ごすことになり、日本語で話せる人は物理的に少数になるため、必然的に仲間意識が芽生えてきます。(海外で日本語で話せることがまず嬉しい!)
日本の参加者向けの交流機会は現地でも多数あり、日本にいながらもお話しする機会の少ない方々が、会社の枠を越えてラスベガスで話すというのは面白いですね。帰国後も「ラスベガス仲間」たちで同窓会を開いたというお声をよく聞きますので、こういったつながりは継続していきたいですね。

1.16 X(Twitter) 投稿の世界ランキングでの日本人の存在感

アウトプットは大切。気づきと学びをX(Twitter)で即時投稿、シェアするスタイルでは日本人が大活躍していました。Tweet Binderというツールで期間中の #UiPathForward の投稿データの分析によると、オリジナルツイート数、いいね獲得数、写真投稿数など複数部門で日本人が上位に食い込みました!
上位ランカーは、世界レベルのインフルエンサーで桁違いでしたが、勝手に一般部門で国別の観点でみると(データないですが多分)に日本が世界No.1だと思います!

オリジナルのリンク

1.17 ゲスト講演: ウォルター・アイザックソン氏

ウォルター・アイザックソンさんを知っていますか? こう聞くと知っている方は意外に少なかったのですが、スティーブ・ジョブズの伝記の著者と伝えるとわかる方もいらっしゃいました。イーロン・マスクの伝記が2023年9月に出版され話題になっているまさにタイムリーなゲスト講演。かつてジョブズの伝記に感銘を受けたこともあり、超楽しみにしていたセッション。
イノベーターと呼ばれる人たちの思考やどのように行動してきたか深く掘り下げられていて、かつ読み物としても面白すぎる伝記。X (Twitter) の裏話は新鮮だし、AIへの取り組みや考えもあって本当に面白かった。この本を読んで、マスクのファンになり、ラスベガスでは初めてTeslaに乗り(Uberでたまたま)、そしてXに課金しました。

ゲスト講演前に読み終えられた。


2. Forward VI Japan

日本版のForward VIについて振り返ります。

2.1 Day1 - 講演

経営者、CIO/CDOの方々のユーザー講演とUiPath講演で様々なユースケースや日本における事例紹介、オートメーション展開のチャレンジなど多様な視点でお話しいただきました。

2.2 展示ブース

12社のブースとUiPathブース、フォトコーナーやスタンプラリーのくじ引きなど、終始賑わっていました。再会やリアルましてを喜ぶ声が聞こえてきたり、ブースで熱心にお話しする方が多く、AIとオートメーションをもっと活用するぞという熱気に包まれていました。

スポンサーさん達と開始前に

UiPathブースも出展しました!

2.3 コミュニティ at Forward VI Japan 

UiPath Friends のコミュニティブースも設置、まだまだコミュニティを知らない人、参加したことのない方に向けて徹底解説。そしてコミュニティメンバーの集合場所にもなっていましたね!
フォトブースではたくさんの集合写真を撮り、これを機に知り合う方が増えたり、この撮影タイミングでのメンバーの組み合わせは一生に一度の機会なので、大切にしていきたいですね。
そしてForward VI Japanの当日に、UiPath Friends のコミュニティメンバーは2,500名を突破しました!

2.4 Meetup & After Party

たくさんインプットした後は、その学びを言語化してアウトプット、共有することが知識の定着や次のアクションにつながります。ということで、イベント後に場所を移して、Meetup &After Partyを開催しました。一日を通して気づいたこと、学んだことをテーブルごとにシェアいただきました。 

ポスト(ツイート)もたくさん!

2.5 Day2 - オンラインセッション 

Day2は完全オンラインでスポンサーさんの素敵なセッションやプロダクトセッションをライブ配信。スポンサーさんセッションの収録クオリティは過去最高レベルに高く、会場から見ているかのような3Dな映像づくりにもご注目を!ちなみに全セッションの収録にお邪魔しましたが、これを機に初めて知り合う方も増えて嬉しかったです。


3. まとめ

Forward VI についてボリューム多すぎるコンテンツでお届けしました。
最後にお伝えしたいことは、これだけです!

行けるうちに行こう。

誘ってくれる人がいるうちに、周りに仲間がいるときに一緒に行こう。
部下やチームメンバーをどんどん行かせよう。

セレンディピティを自ら生み出し、積極的にチャンスをつかもう。

日本で何気なく過ごす通常の時間とは比べ物にならないくらいの学びや気づき、同じ熱い想いを持った仲間たちとのつながりの大切さを体感できます。

何をどれだけ持ち帰るか?それはアナタ次第!
熱く前向きに参戦すれば、それに応えてくれる仲間たちがそこにいます!

Do or Do not. There is no try. 

Master Yoda, STAR WARS

グローバルカンファレンスにおけるセレンディピティについては、下記に詳細を記載しています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!


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