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グローバルカンファレンスの歩き方 - FORWARD 5 を楽しもう!

みなさん、こんにちは。

渡辺俊平です。(@ShumpeiWatanabe)

この記事は、UiPathブログ発信チャレンジ2022サマーの17日目の記事です。昨日はSaoさん(@saosao885)の記事、明日はshuyさん(@shuy_oooo)の記事です。

このnoteでは、2022年9月27日〜29日に開催されるUiPath FORWARD 5 を有意義なものとし学びと成長につながる歩き方と楽しみ方をご紹介します。

1. FORWARD 5とは?

UiPath本社が主催するオートメション業界最大のグローバルカンファレンスです。今年で5回目の開催となり、全世界から約4,000名の来場が予定されています。開催場所は、アメリカのラスベガスにあるThe Venetian Resortです!

カンファレンスの詳細情報は公式ページもしくはリンク集に掲載の資料をご参照ください。アジェンダやスピーカー情報は、公式ページに随時アップデートされていきます。より詳細については、7月22日(金) ハイブリッド開催のUiPath Friends 全国にて、ご紹介いたします。
日本のイベントとの大きな違いは、その規模もさることながら、やはり有償のカンファレンスであること。それも定価1,195$ (約16万円)と決してお安くはない価格です。ここに旅費が乗ってきますので、24年振りの円安水準の中、どうやって行くのか?これをどのように有意義なものとするのか?そのヒントをご紹介いたします。

2. 行き方は?

UiPathに限らず、この手のグローバルカンファレンスではパスは有償で各自手配、現地集合・現地解散が標準です。宿泊については、アクセスのよいホテルがカンファレンスと一緒に一括でブロックされていて通常よりも安く泊まれることがあります。海外のライブに行くように、チケット、フライト、ホテルを自身で手配するイメージですね。海外慣れしている上級者は、自己手配で行かれても良いかもしれません。

日本からの参加者向けには、Japan Tourという団体旅行のツアーパッケージが用意されていますので、海外に慣れていない方にはコチラが断然オススメです。添乗員さんが同行してくださいますので、特にトラブル発生時の安心感は半端ないです。

ちなみに、過去同様の海外カンファレンスに参加した際は、自身も含めて下記のようなトラブルに見舞われましたが、今となっては良い思い出です。心意気としてトラブルさえも楽しむくらいのマインドが丁度よいと思います。

・飛行機に財布落とした、携帯落とした(無事に見つかった)
・バッゲージロスト(ちゃんと届いた)
・乗り継ぎに遅れた(次の便で到着した)
・カジノで現金なくなった(そうそう勝てない or 使いすぎ)
・帰国日に寝坊して空港行きのバスに乗り遅れた(飛行機には間に合った)
 などなど... 

3. グローバルカンファレンスの歩き方

セッションはブレイクアウト形式で並列に進行し、展示ブースも日本とは比べ物にならない広さで展開されます。全てを見切れないくらいの情報量に圧倒されるかもしれません。そんな中、受け身で参加するよりもプロアクティブに参加されることを強くオススメします!

① テーマを決める

ゴールを決めましょう。グローバルカンファレンスへの参加を通じて、自身は何を学びたいのか? 何を持ち帰りたいのか? 興味のあるテーマを深堀りする。新たな興味ある分野を探しに行きその知見を深めるのか? 社内で活用できる新製品やノウハウを発見しにいく。ビジネスの観点、テクノロジーの観点、または共に行く方とのコラボレーションの観点もあります。

② 仲間を見つける

有償カンファレンスの参加費を払い約一週間をかけて全世界から約4,000名が集結します。そんな参加者の熱量はもちろん高く素晴らしい方々が多いため、お互いに刺激を受けることは間違いありません。どんな人と知り合いたいのか? また少し勇気を出して、自分とは属性の違う人と話してみましょう。自分が当たり前だと思っていたことが相手には新鮮かもしれず、お互いに考えもしなかったアイデアが思い浮かぶかもしれません。自己紹介として、普段のお仕事のみならず、興味・関心のある分野チャレンジや持ち帰りたい事を用意しておくことをオススメします。日本からの参加者向けには、事前の顔合わせ&交流の機会としてJapan Meetupを都内+オンラインでハイブリッド開催予定です。

また、仲間を見つけると自分が出れなかったセッションや見れなかったブースについて情報交換することもできます。セッションが並列で同時進行するため、物理的に一人が全てを見ることは不可能です。違う興味や属性の人を見つけて仲間になり、情報交換しあうことでお互いからも学び合いましょう。自分が見れなかった部分までナレッジが広がります。

③ アウトプットする

①②を決めたら、ぜひ積極的に発信しましょう!
こればかりは発信しないと伝わりません。英語のカンファレンスのため、写真を撮影してその内容や気づきを少しでも日本語で書いて発信してみると良いと思います。ご自身の理解や振り返りにも活用できますし、もし理解が少し間違っていたとしても発信することで、周りからのフィードバックで正しい理解が得られる、違った意見から意見交換も発展するかもしれません。また周りの人の発信に積極的に反応してみましょう。写真を織り交ぜてブログ化してみるものオススメします。

これ以外にも現地から発信する機会はたくさんご用意しています!
初開催「UiPath Friends ラスベガス」として、現地からのライブ配信で参加者のラスベガス体験速報をお届けする予定です!こちらは参加者&スピーカーを大募集します!
グローバルのUiPathで活躍する日本人社員も参加します。

📒FORWARD 5 共同編集ノート📝を開設します。
有志の参加者で誰でも記載できるようにして、みなでメモとり共有し合うことで、物理的に見切れない情報量をカバーし、また英語の壁をみんなのパワーで乗り越えたいと思います。ひとり1セッション頑張ってメモを取ってみる、または複数名で担当するセッションを決めて書いてみる。参加する人が増えるほどみんなハッピーになります。
一人で3日分の英語セッションのメモを取り続けるのは、ハードルが高めですが、少しなら頑張れるのではないでしょうか? 
これにみんなで取り組んだ暁の生まれる集合知の結晶、まさにPower of Communityを発揮していきましょう!

4.「予想外」を最高の機会と捉え、全力で楽しむ!

しっかりと計画をしたうえで、いかにプロアクティブに参加していけるかが大切な歩き方です。一方で全ては事前に計画できず、旅にトラブルがつきものなように、現地でも予想外のことはきっと起きることでしょう。
偶然出会った人との雑談から思わぬ気付きや発見が生まれるかもしれません。セッションの部屋を間違えて入ったら、知りえなかった面白い話がきけるかもしれません。ふらっと立ち寄ったブースで物凄い新鮮なデモが見れるかもしれません。はたまたトラブルを一緒に乗り越えた方と仲良くなり、いつかビジネスの関係に発展するかもしれません。

最近、「セレンディピティ - 点をつなぐ力」という本を読み、下記の点から学びを得て感銘しました。

 セレンディピティで重要なのは、予想外の出会いや情報の価値を認識し、活用する能力だ。1つ一つのステップは学習できるし、後押しすることもできる。セレンディピティ・マインドセット、すなわちこの協力な影響要因に気づき、つかみ、活用する能力を伸ばすことができる。
 偶然の出会いというのは単発的な出来事であるのに対し、セレンディピティはプロセスだ。サプライズや偶然は重要な要素だが、あくまでも最初のステップに過ぎない。それに続くステップが起きるかは、予想外の出来事を理解し、活用する能力にかかっている。他の人には断絶にしか見えないところに、つながりや橋を見出せるかどうかだ。それには洞察力(雑多なものを選別し、価値あるものを見つける能力)と粘り強さ(最後までやり遂げる力)が必要になる。

クリスチャン・ブッシュ『セレンディピティ - 点をつなぐ力』(東洋経済新報社、2022年)

「予想外」の出来事に対して、どのように捉えて対処するのかでセレンディピティの発生確率が変わってくるようです。直観的に知っていたようなと思いつつも、改めて振り返る実践できていない自分もいて反省しました。
予想外に起きる全てのことに対して、セレンディピティ・マインドセットをもち、トラブルさえも全力で楽しむ心意気で自身も望みます!
現地には、約4,000名ものプロフェッショナルが集結し、この偶然な交流から生まれるきっかけを活かすも、スルーしてしまうのもここにヒントがあると思います。熱意をもって接すれば相手も応えてくれますし、言語の壁を越えて周りの方もサポートしてくれると思います。
(もちろんわたしもサポートします。)

2022年のいま、日本から、そして現地でご一緒できる人達との組み合わせは一生に一度のとなる貴重な機会です。
この最高の機会を一人でも多くの日本のオートメション業界のプロフェッショナルたちに現地で体感いただき、その経験から更なるステップアップやご自身の世界観を拡げていただきたいと切に願っています。
必ずやプライスレスな体験が待っています!

いかがでしたでしょうか?
グローバルカンファレンスの歩き方、楽しみ方はご紹介した以外にもたくさんございますので、その点もみなさんでシェアしていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
See you at FORWARD 5 Las Vegas!!!

5. 参考リンク集

UiPath FORWARD 5 公式サイト (再掲)

Japan Tour 申込サイト (再掲)

UiPath FORWARD 5 とは? (日本語紹介資料)

LinkedInのイベントページ (参加表明している方とつながれます)

オススメの本
①セレンディピティ 点をつなぐ力

②基調講演ゲストスピーカー: マーカス・バッキンガムさんの著作

ハーバード・ビジネス・レビュー2022年 8月号の特集にて、最新情報が日本語で読めます。

カバー画像
David MarkによるPixabayからの画像


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