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映画『THE HUSTLE』から派生しすぎてやばい、、、

どうも、絵が描けないチャラ―です。
先日映画"THE HUSTLE"を観ました。
この映画、なかなかに面白い。
女性詐欺師の映画なのですが、アン・ハサウェイの美しさに酔いしれ、レベル・ウィルソンのトラッシュトークにプッと笑ってしまいます。
映画のネタバレになるようなことは言いたくないので、あまり話しませんが、この映画を観たあなたはきっと騙されることでしょう。

さて、このタイトルにもなっている"HUSTLE"という言葉、スラングだそうです。

ヒップホップのリリックにおいてしばしば用いられる”hustle”は、その手段が博打であれ売春であれ、あるいはドラッグ・ディーリングであれ音楽であれ、とにかく「(なりふり構わず)お金を稼ぐ」といった意味で使われることが多いのだ。

HIP HOP DNA

「(なりふり構わず)お金を稼ぐ」という意味があるそうで、確かに映画の中のキャラクターはなりふり構わずお金を稼いでいる様子。
私たちが知っている「ハッスル」とはちょっと違います。

「やばい」の語源とは?

このようにどの言語にもスラングと呼ばれるものがあります。
日本語にも、もちろんいっぱいありますよね。
一番馴染み深いのがやはり「やばい」ではないでしょうか。
良いことにも悪いことにも使えるこの言葉。
なんとなく使っておけば通じるようなところもあると思います。
「電車遅れてる~」「やばいね」
「これ美味しいね」「やばいね」
「この料理あんまりおいしくない」「やばいね、、、」
と言ったように。
こんなに万能な言葉はないんじゃないでしょうか。

では、この「やばい」。
どこからきているのでしょうか。
スラングにも生まれた経緯があるはずです。
ちょっと調べてみると、こんな素晴らしい卒業論文を見つけました。
参考文献も出ているので、信ぴょう性はありそうだなということで、この方の卒業論文を使わせていただきます。

「やばい」の現状とコミュニケーション ~私たちは「やばい」をどう使うべきなのか~ 熊谷愛未著

これを見ると、もともとはネガティブな意味しかなかったということが分かります。
そこから時代を経るにつれて、形を変え、意味を変えて広まったのでしょう。
一説によると、以下のようなものがあるそうです。

「厄場(やくば、やば)」が形容詞化して「やばい」になったという説である。「厄場」 は牢屋、看守のことを表す隠語とされる。

「やばい」の現状とコミュニケーション ~私たちは「やばい」をどう使うべきなのか~

他にも説があるようですが、共通して言えることは隠語だったということ。
いわゆる業過用語と言うやつでしょうか。
しかもそれの裏のやつ。
そんな語源だったなんて驚きですね。
そして、今はいろんな意味で使われているのと言うのがとても興味深いです。

当たり前に使っている言葉、語源を知ってそれについて深く考えてみると意外と面白いものです。


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