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最近のできごと(5月下旬)

■南インドカレー
オットの妹である、義理の妹がうちに来た。友人の結婚式に出席するために上京し、そのままうちに二泊することになった。金曜日に東京に到着し、夜は神保町で南インドのカレー料理。孤独のグルメで取り上げられていた店に行き、もりもり食べた。私は食べすぎてちょっと吐いてしまった。最近胃がいっぱいになると気持ち悪くなってしまうことが増えたので、食べる量には気をつけているんだけど。南インドのカレーは全部バナナの葉っぱが引いてあって、ぐちゃぐちゃに混ぜるスタイル。

■嫌なおばさんになった母
土曜日は義妹は結婚式へ、私とオットは私の実家へ。実家に弟が結婚を前提に付き合っている彼女を連れてくるの会。父は、子どもたちそれぞれにパートナーができたことに安心したらしく、朝からごちそうの準備に忙しく、終始にやにやそわそわしていた。珍しく「幸せ」と口に出していたので、父にとっての今の幸せとはこういう形なんだ、と思った。別に結婚することが幸せの最終形なんて微塵も思わないけど、こういう目に見えやすいものを幸せの実感とする世代なんだろう。

弟の彼女、「いくつ?」と母に聞かれ「29歳です」と答えると母は「30になる前に早く結婚しなくちゃね!」と無邪気に言う。それはそれは無邪気に結婚を急かす。そういう母の残酷な面を見てしまい、私はクラクラしてしまう。私にも「今は35歳になったら子どもポンポン産む人なんてたくさんいるからひさこも大丈夫」などとそれとなく子を産むことを急かしたりするものだから、いつも母に会うともやもやする。

弟1の彼女と初対面だったが、仲良くなれるかわからない。

■玉ねぎスライス
「オットくん、たまねぎスライス家で出してもらえないだろうから、どうぞ!」母がそう言って、新たまねぎのスライスに鰹節がかかったものをオットに渡した。

私は玉ねぎスライスがきらいだ。しゃりしゃりとした食感と玉ねぎ臭さが昔から苦手で滅多に食べない。オット自身もそんなに好きじゃないから、うちでは玉ねぎスライスを全然食べないのだけど。母はそういうことを平気でいう。まるで、私が女だから料理の主権を握っていて、台所に立つ女の私が嫌いなものは食卓に出してもらえない、かわいそうな男の夫くんという構図で。

こういう発言を受けたくなかったから、結婚なんてしたくなかったんだ。とまた思う。どうして結婚した途端に男女で役割が分かれ、そのいにしえの役割を全うできないことを卑下するんだろう。例えばだけど、子を産んだらみるみるうちに女の枠組みに当てはめられるんだろうな。そんなことを考える。

大人になりすぎたせいか何をするにも性別が付き纏う気がする。私は私のまま私として生きることはできないのかな。いや、男と女でしか結婚できない世の中だと、私は女のまま生きることになるのかな。

なんでそんな嫌なことを母が言うのか、理解ができない。嫌いじゃないんだけど、心に石を積まれている気がする。

■瞑想
朝起きたら瞑想するのが習慣になりつつある。目を瞑って呼吸を整え、今ここに集中するだけで、再び目を開けた瞬間、目の前の景色はやや澄んだクリアブルー色になる。
muonという瞑想アプリを使っていたのだけど、6月にサービス終了らしい。せっかく課金したのに、悔しい。

■仕事を受けることになった
派遣で働くか、障害者就労支援センターに通うかなど散々迷っていたが、新しい仕事が舞い込んできたので受けることにした。子ども向けの図鑑を制作する。これで、8月くらいまでは働くことになる。生活費を稼ぐためにも、自尊心を保つためにも。

「大丈夫になりながら働きたい」という夢もある。ライターとしては出版社との取引を徐々にフェードアウトしていきたいという思いも。出版社の取引、めちゃくちゃつかれる。相手に権力があればあるほど、精神が削られるだ。今は本名のほうを出して記事を書くことが多いけれど、名前だってもう出さなくていい。無記名原稿でもいいから、ただ単純に文章を書く仕事というのをしたい。例えば、企業案件を増やしていくとかいくらでもやり方はあるんだよな。ひとまず持続可能な働き方を見つけていきたい気持ちもある。



今度一人暮らしするタイミングがあったら猫を飼いますね!!