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SREのすゝめ:エンジニアのキャリアを変える可能性と実践的学習

梅雨が明け、いよいよ夏本番ですね。毎日暑さに溶けそうな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ来週、8月上旬にSRENEXTが開催されますね。
公式サイトでタイムスケジュールも発表され色々なセッション内容が聞けるのが楽しみです。

特に、1日目、2日目のKeynote講演の内容はリアルタイムで聞きに行こうと思っております。


もともとは、インフラエンジニアとしての業務が大半だったのですが、現在アプリ開発の仕事もするようになって最近、Site Reliability Engineering (SRE) について勉強を始めました。

その過程で先にSREチームを社内で存在している会社の取り組みを学びたいなぁと思い、昨日は仕事の帰りにオンラインで

主催/IT・テクノロジー人材のためのコミュニティTECH Street
SRE勉強会 ~各社の取り組みや課題から学ぶ会~
にオンライン参加しておりました。


主な学び

3社のSRE担当者が登壇され、私が特に学んだ点は以下の通りです:

  1. 技術的要素にフォーカスしすぎず、文化的要素にもしっかり対応することの重要性

  2. DevOpsの考え方との類似点と相違点

  3. 技術と文化の両面を考慮したバランスの取れたアプローチの必要性

共通の課題

多くの企業が直面している課題として、以下が挙げられました:

  • SRE活動のためのリソース確保(専任のSREを置くか、兼任で対応するか)

  • 組織再編時のSRE活動の在り方の変化

これらの課題は、SREを実践しようとするどの組織でも直面する可能性が高いと感じました。

文化的側面の重要性

技術的なスキルは自己学習である程度習得できますが、SREにおいてはコミュニケーションスキルの重要性が特に高いと感じました。具体的には:

  • クロスファンクショナルな協力:開発、運用、ビジネス部門間の壁を取り払い、密接に協力する

  • 知識共有:ドキュメンテーション、ペアプログラミング、ローテーションなどを通じて、知識の偏在を防ぐ

  • エンパシー(共感)の重視:ユーザー体験や他部門の課題に対する理解を深める

これらの点は、私自身がさらに磨いていく必要がある部分だと認識しています。

まとめ

SREは単なる新しい役職や技術スタックではありません。それはシステム運用に対する新しい哲学であり、組織文化の変革を促すものです。各企業がそれぞれの方法でSREの原則を取り入れ、独自の文化を形成していることが分かりました。

私自身、まだSREについて学び始めたばかりですが、これらの考え方は従来のIT運用の課題に対する新しい視点を提供してくれると感じています。同時に、SREの実践には技術だけでなく、組織文化の変革も必要であることを強く認識しました。

今後もSREについての学びを深め、実践に活かしていきたいと思います。


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