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家庭菜園とFAB 課題みつける編

コロナ自粛が続くゴールデンウィーク。ファブラボ神戸βも相変わらず、休みが続いている。気分転換に庭にでてみると、少しずつ新しい芽がでてきていて、世の中の流れとは関係なく育っていく植物に癒される。

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くるみ、ズッキーニ、バジル、イチジク、みてるだけで楽しくなるので、家にこもっている人はベランダに何かの種を植えてみるのはおすすめ。


農業とFABはけっこう密接で、例えば2018年にフランスで行われた世界中のファブラボが集まる国際会議FAB14では、こんな農業用の機械が紹介されていた。

ファブラボは3Dプリンター、レーザーカッターなどのデジタルファブリケーションを一般の人に提供するものづくりスペースとしてはじまったのだけれど、最近は「なぜものづくりをするのか?」という問いについて考えられたプロジェクトが増えている。その結果、このような農業支援とかサステナブルな材料開発とかそういう社会と共生するものづくりに変化していっている。


前に書いたスマートシチズンについての記事もこの「なぜ?」というところからスタートしている。


家庭菜園とFABの課題をみつける

さて、今回の本題は家庭菜園とFABについて、課題をみつけていこうと思う。ひとくちに課題といってもいろいろ種類はあるので「わからなくて困っていること」を書いていこうと思う。


堆肥っていつが完成なのだろう

落ち葉コンポストというもの2年くらい前からつくっている。これは、箱をつくってそこに落ち葉を入れて、時間を置いて発酵させていく。膝くらいまであった落ち葉は1年後には足首ぐらいまでになって感動したものの、これ、いつ完成なのだろう。土の状態が客観的にわかるといいな。(つくったばかりの写真はこれだけど、今はもっとボロボロになってる。)

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雑草の生え方で土の状態がわかるのか?

庭のあちこちに生えてくる雑草、シロツメグサとか特にすごくて、かわいいと思って油断していると庭を完全に占拠される。最近、「雑草で診断、その土で野菜は育つのか?」という記事をみつけて読んでみると、雑草毎に土のレベルわけがされていて、けっこうおもしろい。これも定期的に記録していったら、庭の状態がわかるのかな。ちなみにうちの庭はセイタカアワダチソウ、シロツメグサ、カラスノエンドウ、ハコベとレベル1-4まで全部そろってる。最近レベル1のセイタカアワダチソウをあまりみなくなったから、少し土レベルがあがっているのだろうか。やっぱり、土の状態が客観的ににわかるといいな。



家の中と外の環境ってどれくらい違うの?

FABTALKコケテラリウムの話とキノコテラリウムの話を聴いてから、家の中でコケを育てているタマゴケというかわいいコケで元気に育っている。一方で、家の庭にもコケが生えていて(名前がわからない。)これも気に入っているので、家の中でも育ててみた。半年経った今、タマゴケはすごく元気に育っていて、外にあったコケは家の中ではうまく育たない。逆にタマゴケを外の庭に植えてみたけどこれも育たない。環境が違うのだろうか。光量とか測ってみたい。

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庭の生態系ってどうなっているのだろう?

「都会ではミツバチがいないから受粉を手でしないといけない。」そんな話をきいたことがある。幸いうちの庭にはこの季節毎日ミツバチが飛んでいる。庭を掘り返すとダンゴムシ、ミミズ、何かの幼虫(すごくでかい。)、謎の虫が現れる。数年前はなぜかてんとう虫が大量発生していて、あっちには幼虫こっちには成虫みたいな過程がみえておもしろかった。庭の中でひとつの生態系があるみたいでファーブル昆虫記みたいに観察してみたい。


農耕用の道具って自作できる?

道具って便利、ついこの間はふるいを使って雑草だらけの土から雑草と土にわけて、便利さに感動していた。その反面、腰に負担が大きいので広い範囲をするとけっこう大変。また、ズッキーニとかメロンは発芽の環境がけっこう暖かいので、家庭菜園でやろうと思うとビニールハウスが欲しくなる。妻はビニールハウスのみためもかわいいのがほしいと調べていて、ドーム型ビニールハウスの記事をみつけていた。つくり方が公開されていたので早速二人でつくってみるとけっこう楽しい。さっそくズッキーニに被せてみた。ちっちゃ過ぎたな、これ。(そして、セロテープの雑さがすごい。)そんな感じで家庭菜園用の道具もつくっていきたい。

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課題をみつける編、家庭の庭環境によっても違いそうだから、サークルとかtwitterのリプとか気軽にコメントください。課題に取り組んだらまた、noteに追記していこうと思います。


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