ファブラボのコミュニティ運営で参考にしている本
昔から本を読むのが好きで、学生のときは、習い事の3時間前に駅前の本屋さんに寄って、最終的に家でも読みたいものを買うということをしていました。(ちょっと迷惑な客?)でも、とても忘れっぽくで自分の読んだ本の内容とかすぐ忘れてしまう。たまに○○の本でこういう言葉がのっていた。と引用する人がいるけど、それは少し憧れる。読んだ本は心の奥深くに残って、確実に自分の考えに影響を与えるのだけれど、正確な記憶としては残らないから。だから、本を読むというのは自分の中に新しいものさしを取り込んでいく感じに近くて、今自分がなりたいところを目指して少しずつ新しい価値感に触れていく。読む本はすごく幅広い。
深津さんの#推薦図書をみて記憶に残った本を残しておくのもいいなと思いました。これをみて試しに読んでみようと思ってくれたら嬉しいし、未来の自分が思い出すきっかけになってくれるのもいい。
FAB
ファブラボを運営する人としての必読書。ファブラボをつくったMITのニール・ガーシェンフェルドさんが書いた本。ファブラボがどういう着想で生まれたかがかかれている。ここに書いてあることとTEDをみて神戸にもファブラボをつくりたいと思った。きっかけの本。
サピエンス全史
サピエンスは虚構をつくることができる。それは現代の有限会社やコミュニティに通じる。それはビジョンだったり、信仰だったりする。
デザインのデザイン
リ・デザイン展という展示会で出展したアーティストについて触れられているところが印象にのこっている。新しいオムツをこのアーティストが考えたらどうなる?という問いについて真剣に取り組んだ活動。ファブラボのコミュニティでもこういうイベントをやってみてもおもしろいなと思った。
餃子やと高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
昔から暗記ものよりもストーリーで覚えたいタイプなので、会計の話もこんなストーリーがあるとスッと入ってくる。会計は回転も含めて考えるべきとか心構えを感じることができた。コミュニティの活動はどうしても会計が疎かになりがちなので、会計の本はいくつか読んでおきたい。
地域xクリエイティブx仕事
淡路島の地域活性化プロジェクトの話。地域活性化ってどこから始まってどういう風に進んでいくのだろうという気持ちからとってみた本。最近地方に旅行にいくとお洒落なお店が多いなとおもっていたけど、こういう街全体をデザインする人たちが関わっていたのかもと思えた。
未来を発明するためにいまできること
スタンフォード大学の集中講義の本は初めて読んだ。ブレインストーミングの効果的な方法の部分が心に残っている。人の選択・空間・道具・時間を活かすこと。どうしてもとりあえずやってみると、適当にやりがちだったブレストについてみれたのは良かった。
はじめてでも簡単!3Dプリンタで自助具を作ろう
ファブラボ品川では、ハンディキャップを負っている人が快適な暮らしができるように様々な3Dプリンタ自助具がつくられている。3Dプリンタの使い方に関しても細かく書いているのではじめて3Dプリンタを触る人の入門書としても良い。個人的にはラボのポジショニングが見事で参考にしたい。
THE TEAM 5つの法則
コミュニティ活動はチームワークでより楽しくなる。一方でチームづくりって経験則が多く、体系的にまとまっている本がない。この本は理論立ててチームについてかかれていてすごくわかりやすかった。多様性が必要なチームの条件など、法則と適用範囲がかかれているのが実践的で自然と納得できた。
7つの習慣
緊急度と重要度でわけた項目の中で重要だけど緊急でない領域が後回しにされやすいというのは時間がないコミュニティ活動では特に意識すべきだと感じた。
本棚は少しずつ増やしていきます。ので更新を楽しみにしてください。
深津さんの推薦図書も貼っておきます。
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