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身勝手な私のはなし その4 〜 恋愛スイッチがオンになる時

実は今日、お見合いをしてきたのです。
いきなりの告白(笑)

なぜお見合い? ということなのですが、それは9月初旬に結婚相談所に申し込んだから。

なぜ結婚相談所に申し込んだの? となるわけですが、それには色々とありまして。でも簡単に言うと、とにかく結婚したいと思ったからなのです。
(あんまり理由になっていないですね)

もう少しぶっちゃけて言うと、少々やけくそ(きれいな表現ではないですが)になっていたというのもあります。そして、何か大きく環境を変えたかったのいうこともあります。

やけくそになっていた理由は自分の中では明確になっているのですが、詳細はまたいつか……。この婚活になんらかの終わりが見えた時、笑って振り返ることができるのかもしれません。

とにかく、もう傷つくような恋愛はしたくないし、人生の中でこれ以上恋愛する状況を、終わりにしたいと思ったのでした。

結婚相談所に申し込めば、お互い条件を出し合って、それでよければ結婚しましょう!ということで、恋愛をしなくても結婚できそうな気がしたのです。

でも、それは大きな間違いでした。
(そんなの、当たり前ですよね)

私が申し込んだ相談所は、ただお相手をご紹介してくれるというよりも、自分を見つめてバージョンアップしていくような講座がメインのところで、そもそも「なぜ、結婚したいの?」という問いからスタートします。

もちろん、そういうこともわかっていてそこを選んだわけなのですが、これがなかなか……。自分と向き合って、自分を深掘りしていくような時間が必要になりました。

その上、カウンセラーの方に
「お見合いで知り合って、それで大恋愛しないと結婚にいたりませんから!」と言われて、私の考えが甘かったことに気がつきます。

確かに、条件で結婚する人なんていませんよね。
そんな当たり前のことを忘れてしまうくらい、恋愛から逃げたかったのかもしれません。もちろん、お互い結婚したいと思って会うので、通常の恋愛にあるかもしれない傷つけ合ってしまうような状況にはならないと思いますが、でもお見合いして、恋愛をするから結婚できるわけです。

お見合いした時に、自分の「恋愛スイッチ」が入るのか、お相手の「恋愛スイッチ」がオンになるような出会いを作れるのか(演出できるのか)ということが大事なんだと言われて、私は途方に暮れます。

お相手の「恋愛スイッチ」をオンにさせるってどういうこと?
しかも1回しか会ってないのにそんなことできるの?? 
と大真面目に考えてしまいました。

過去の恋愛においては、「恋愛スイッチ」なんてことを考えたことがありませんでした。というか、「そんなスイッチどこにあるの?」という感じです。

実は今日で二度目のお見合い。

前回は10月中旬で、私から申し込みをした66歳の方。私の予想通り、お相手の方はそれはそれは面白い方でした。私はその方とのお見合いのあと、この人といたら刺激的だろうなぁ、と思ったのでした。そう、確かに恋愛感情とはちょっと違っていたかもしれません。楽しい友人を見つけた感じ。それで、これで会えなくなるのはイヤだと思い交際OKのお返事をしました。でも残念ながらお相手からはNGのお返事。

そう、お相手の「恋愛スイッチ」は押されなかったわけです。
通常は1時間くらいのお見合いの時間をオーバーするくらい、大盛り上がりで楽しくお話しできたのに。お相手の方からすると、楽しかったけれど恋愛感情は持てなかったのでしょう。(たぶん)

言われてみれば、私も「恋愛スイッチ」がオンになったのかと言えば、微妙です。「じゃあ、またねー!!」って手を振って別れてもいいような感じでした。

それで、今日なのですが……。
今回はお相手の方からお申し込みをいただいた60歳の方。

とってもいい方でした。明るくて、お話が上手で。
ずっと笑わせてもらいました。

通常お見合いでは、お返事は相談所を通してやりとりすることになっているので、会ったその場で意思表示をしてはいけないことになっています。
でも話の終盤、お相手の方が言いました。

「僕、もうジジイですから難しいと思うんですけれど、もう1回だけ会ってもらえませんか? こういうこと言うのはルール違反だとわかっています。 でも、今回だけで決めないでください」

前回のお見合いした方が66歳なので、私にとって60歳という年齢は特に気になることではないのです。それに、プロフィールを見てOKをしているので、今さら年齢を理由にお断りすることはないのです。

一番の問題は、今の段階では私の「恋愛スイッチ」が押されていないということ。私自身が思ったように、そんな1回会っただけで「恋愛スイッチ」がオンになるなんて、やっぱりあり得ないのかなぁ。

お見合いからの帰り道、電車の中でそんなことをぼんやり考えていました。

そうしたら、ふと、
「〇〇さん(先週焼き鳥屋さんに行った彼)から連絡ないなぁ」
と頭をよぎったのです。

彼から連絡が来ることを期待している自分に気がついてしまいまい、正直、焦りました。

先週の衝撃的な(?!)彼との再会の記事はこちら↓

記事の中で、
「本気で結婚するパートナーを見つけようと思っています!」
と書いているのですが、実はこの時、お見合いをすることが決まっていました。

そして、私から見た彼は、独身を楽しんでいるように思えたので
「結婚する気のない男性とデートする時間はありません!」と書いたのでした。今の私は結婚したいと思っているのですから、誰とも結婚する気がない男性とデートするのは意味のないことだと思ったのです。

だから、もう会わないだろうな……と思っていたのに。

私の方からあの彼のことを思い出すなんて「私の心の中はどうなっているんだ???」と、そんな自分の気持ちにオロオロしていたら、なんと、
その彼からメールが届きました。これまた、このタイミングにびっくり!

そしてそのメールを見て、ドキドキして同時になんだかホッとしている私がいます。

もしかして、これは「私の恋愛スイッチ」が押されちゃったのかも。
いや、自分で押したのかな?

「恋愛スイッチ」なんてどこにあるの?と思っていたのですが、それはちゃんと存在しているのかもしれないと、ちょっぴり思えてきました。

でも、焼き鳥屋さんに一緒に行った彼には、そのスイッチを完全にオンにはしたくないです。

だって、来週もお見合いの予定がありますし、結婚を前提のお付き合いで「恋愛スイッチ」をオンにしたいですから。

これが人生最後のスイッチオンになるかもしれないならば、よーく考えてオンにしたい。

あぁ、また、身勝手な私 になっていますよね。
わかっています、勝手なことを言っていることを。

なので、「身勝手な私のはなし」ということでお許しくださいませ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。




















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