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グループディスカッションで評価基準を満たす立ち回り方

※当記事は約4分で読めます【約1,300文字】

1. 当記事の目的

グループディスカッションにおいて見ている評価基準は以下の3点です。

(1)   思考力(地頭力など)
(2)   対人能力(コミュニケーション力など)
(3)   カルチャーフィット(企業風土に合っているか)

これについては、以下の記事で詳しく説明しています。

当記事では、この評価基準を踏まえて、実際のグループディスカッションの場面でどのように立ち振る舞うことが高評価に繋がるかについてご紹介していきたいと思います。

2. 評価基準を満たす立ち振る舞い方

上記、3つの評価基準を挙げましたが、具体的にどのようにして、これらの評価を上げていけばいいのかについて、詳しく見ていきます。

『多人数でリアルタイムかつ時間制約のもとに一つの合意形成を成す』というグループディスカッション特有の性質から、グループディスカッションにおいて評価を得る方法は、自ずとその過程における貢献度となってきます。

また、その貢献度を要素分解すると以下のような形となります。

出典:東大ケーススタディ研究会

<注意>
発言回数は発言時間ではありません。時間制約のある中、質の高い発言を短い時間で出来る方が望ましいため、1回の発言はなるべく30秒以内にとどめるように意識しましょう

3. グループディスカッションの流れ

貢献度について理解したところで、次にグループディスカッション全体の基本的な流れをみていきましょう。全体の流れを把握することで、どの場面でどのように貢献していくべきかイメージを膨らませてみてください。

書記は整理をしながら流れをまとめていくことが出来るため、重要な役割であり、さらに貢献のしやすさとしてもお勧めです。
ただし、最終成果物への影響力が大きいため、書記を担う場合、図式でまとめる練習なども合わせてしておくと良いでしょう。
この図式のイメージ等は、具体的なグループディスカッションのテーマについて説明する記事にてまたご紹介します。

意外と、プレゼンの際、どのような流れで議論がなされたのかという時系列で説明する学生が多いです。
しかし、あくまでも会社の模擬会議を想定しているため、『CREC
CREC法』に基づく、『C-R』の内容で発表するようにしましょう。
『CREC法』については、以下の記事にて詳しく紹介していますので、気になる方は是非読んでみてください。

4. まとめ

グループディスカッションは対策本なども少なく、得体のしれないものとされている傾向があります。

また、なんとなく先輩とかから聞いた内容で対策していることはあっても、明確な評価基準に沿って立ち居振る舞い方を意識できている人は一握りしかいません。

そんなグループディスカッションにおいても、企業側からするとあくまでも選考であるため、そこには明確な評価方法や評価基準が存在します

そこで、就活生の皆さんにとって、当記事を通して、その得体のしれないものが、鮮明なゴールイメージをもって取り組めるものへと変われば嬉しいです。

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