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夏(サマー)インターンに参加する前に知っておくべきこと!
※当記事は約6分で読めます【約2,400文字】
1. 当記事の目的
早期から就職活動に向き合う学生だと、夏(サマー)インターンへの参加を検討する学生も多いと思います。
しかし、夏(サマー)インターンに参加した際、下記2パターンにわかれることを是非知っておいてもらいたいと思います。
① 夏(サマー)インターンの経験をプラスに変換できている
② 夏(サマー)インターンの経験をプラスに変換出来ていない(マイナスに変換されている場合もある)
当初は同じように高い意識をもって参加したはずなのに、なぜ両極端な結果が生まれるのかという点について理解しておくことで、参加を検討している方にとって、より良いインターンシップ経験へと繋げてもらえたらなと思っています。
また、実際に参加する際のメリットについても知ることで、目的意識を強く持って濃密なインターンシップ期間を過ごしてもらえたらなとも思います。
以上の点について当記事ではご紹介していきます。
2. 両極端な結果の分かれ目は、参加への目的意識
![](https://assets.st-note.com/img/1651502475191-Xh6OkMpj7G.jpg?width=800)
まず、意図せず、
「夏(サマー)インターンの経験をプラスに変換出来ていない(マイナスに変換されている場合もある)」
となってしまう傾向にある人の特徴について触れておきたいと思います。
一言で言うと、『インターンシップに参加する際の目的のズレや欠如』です。
具体的な例を挙げると。
①就活の軸が定まってないまま、なんとなく志望していると思われる業界のインターンに参加した。
⇒想像と現場のイメージのギャップからモチベーションが下がり、自身を喪失。そして、志望業界というそのもののイメージがわからなくなり迷走。
②ガクチカの内容として話す内容を作るために、長期インターンに参加。
⇒目的と手段が混在し、自分の軸から派生したエピソードでないため、経験が表面的なものとなり選考を通過できない。
③まだアウトプットの内容に磨きがかかっていない時点で応募してしまったため、インターンシップを本選考同様に考えている企業の場合、インターンシップでの選考落ちが、そのままその企業への応募資格を失うことになる。
他にも例はありますが、特に多いのがこの3点です。
もちろん、要領がよく考えながら走るタイプの人は、参加しながら考えを整理するため、一皮むけていくこともあります。
しかしながら、真面目だったり、不器用な人ほど、せっかく高い意識をもって参加したはずのインターンシップで、自分を見失ってしまうという状況に陥りやすいです。
先ほど
『インターンシップに参加する際の目的のズレや欠如』
と述べましたが、これを明確にするために必要なことは、自身の『就活の軸』をある程度理解するということだと考えています。
この軸を中心にインターンシップと向き合うことで、参加目的が明確になり、知識のインプット量も飛躍的に向上します。
実際、インターンシップに参加して、そのまま早期内定に繋がる人の共通点として言えることは、夏インターンシップに参加する時点から『就活の軸』を自分なりに持っているということです。
せっかく時間をかけて参加するインターンシップであるため、少しでもプラスに変換できるように、応募前に今一度自分自身の『就活の軸』は何なのかを振り返るようにしてみてください。
3. 夏(サマー)インターンの特徴と参加することでの圧倒的なメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1651503071677-R4yN56uSI5.jpg?width=800)
夏(サマー)インターンは、秋/冬インターンと比べて、長期インターンで応募している企業の数が多いです。
そのため、現場体験などを通して実際の働く環境を肌で感じたり、社会人とのコミュニケーションの機会が多く取れたりします。
その結果、
・業界への志望動機が参加前よりもさらに明確になった。
・現場経験から業界知識が増えた。
・ビジネスマンと時間を共に過ごすことで、ビジネススキルの素養が身に付いた。
といったような学びや気づきが多いのが特徴です。
また、企業側からしても、長期インターンにおいては、ゆっくりじっくり学生を観察できる機会となるため、通常の選考以上に正確に優劣の判断がしやすく、実際にインターンシップを入り口とした早期選考への案内を目的として開催している企業も少なくないです。
そして、学生にとってインターンシップは、自分の立ち位置を理解する絶好の機会でもあります。就職活動では、練習試合のような場が少なく、課題を見直し、さらに向上させる機会が圧倒的に少ないです。
グループディスカッション練習や模擬面接など場数をこなしている学生もいますが、やはり本番には「魔が潜んでいる」とでもいうかのように、独特の雰囲気があります。
この雰囲気の中で、どこまで自分の考えが整理できているのか、企業側の目線で見たとき、どのような評価をされるのかを体験して、今後の修正の機会へと繋げることが出来るのがインターンシップの醍醐味です。
つまり、就職活動において、「PDCAサイクル」を回し成長していくために、インターンシップという存在が重要となってくるわけです。
以上のような理由から、時間などに余裕がある方は夏(サマー)インターンに参加することを強くお勧めします。
4. まとめ
以上、ここまでで述べてきたインターンシップに参加する際のメリットを改めてまとめておきます。
・業界や企業への志望動機が、具体的なイメージをもって洗練される
・現場経験から業界知識が増える
・ビジネススキルの素養が身に付く
・早期選考への切符を手にすることが出来る可能性がある(早期内定に繋がる)
・インターンシップを通して、受験で言う模擬試験的なイメージで自身の立ち位置を理解することが出来る
・第一志望の本選考に向けて場数を踏むことが出来る
このようにメリットは数多く、インターンシップへの参加は魅力的です。
しかし、記事内でもご紹介したように、明確な目的や、自分の軸を持ったうえでインターンシップに参加することについては前もって意識するようにすることをお勧めします。
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