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究極の企業選び戦法(ワークシート付)
※当記事は約4分で読めます【約1,500文字】
1. 当記事のゴール(目的)
就活生の皆さんは、どうやってエントリーする企業を選んでいるでしょうか。
きっと自己分析や業界研究・企業研究を通して、エントリーする企業を選んでいると思います。
しかし、そのエントリー候補の企業について、
・本当に自分にとって最適な選び方が出来ているのか
・志望度の高い企業群(=第一志望群)の中でも優先順位を明確に付けられるか
こういった観点で見てみるといかがでしょうか。
当記事では、最後まで読んだとき、上記の点について明確にする方法が理解できていることを目的として話を進めていきます。
2. 企業を選ぶ時の判断軸(選社軸)
実は、前述の2点については、
自身の選社軸を理解する
ことで明確になります。
選社軸とは、企業を選ぶ時の判断軸のことで、大きく8つの項目に分けられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1646493108235-qyLSEbgqJL.png?width=1200)
これは、株式会社リンクアンドモチベーション(※1)という会社が示している指標です。
(※1)リンクアンドモチベーション
2000年にリクルートの組織人事コンサルティング室出身の小笹芳央によって設立された。「モチベーション」を切り口に、主に企業に向けて人材採用・人材育成・制度設計・風土変革のコンサルティングをワンストップで提供している。
この8つの項目について、自身の優先順位を整理することによって、企業の優先順位も明らかになります。
その方法について、ワークシートを用いながらご紹介していきたいと思います。
下記にダウンロード出来るようにしてありますので、自由にご利用ください。
3. ワークシートの使い方
①8つの項目の意味を理解しよう!
まずは、8つの項目の意味を下記の内容を参考にしながら理解してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1646493259263-rA8NfGWxcg.png?width=1200)
②選社基準整理表を埋めてみよう!
8つの項目の中でも特に重要な第1位~第4位までを理由も添えて記入してください。
※記入例を以下に載せておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1646493438097-UK9mS0Wy6o.png?width=1200)
ここで出来た『選社基準整理表』が自分の中で優先度の高い判断軸だと思ってください。
③企業マトリックスを埋めてみよう!
(1)まずは、縦軸の選社基準を『選社基準整理表』の上位4つに加え、上から順に優先度が高くなるように他4つ(WANT)も埋めてください。
(2)次に、現在、選考を受けている企業もしくは受けたいと思っている企業を横軸に記入してください。
(3)最後に、◎、○、△、×で各企業を自分なりに評価してみてください。
ここで埋められない項目については、逆に企業研究不足とも言えるため、企業研究の際に、こちら表を活用して記入しながら、チェックリストとしても活用いただけます。
※記入例を以下に載せておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1646493532840-BjiZFXrKLR.png?width=1200)
いかがでしょうか。
この表を作成することで、冒頭でお話ししていた
・本当に自分にとって最適な選び方が出来ているのか
・志望度の高い企業群(=第一志望群)の中でも優先順位を明確に付けられるか
明確になったと思います。
企業研究の際や、優先度確認の際に、是非ご活用ください。
4. まとめ
漠然と選んでいた志望企業も、このように一つの指標を通して整理すると自身の考えが明確になります。このことは他でも同じようなことが言えます。
社会人になると、可視化することの大切さ、そして言語化することの重要性などに触れる機会が増え、その際有効なフレームワークが多数存在します。
これらフレームワークを知っていることで、グループディスカッションなどにおいて、クリティカルなアウトプットが出来るようになりますので、また別の記事でも就職活動で有効なフレームワークについて随時ご紹介していきたいと思います。
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