Shuka

読書や映画の感想や、日々の学びの記録📚

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最近の記事

映画感想「素晴らしき哉、人生!」

はじめに今日はアウトプットする代わりに6年ほど前に書いた感想を転記してみました。時期外れですが、クリスマスの晩の映画です。 紹介する映画「素晴らしき哉、人生!」(原題:It's A Wonderful Life) 1946年製作、アメリカ映画 監督:フランク・キャプラ  脚本:フランク・キャプラ 主演:ジェームズ・スチュワート 本編:130分 第4回(1946年)ゴールデングローブ賞 監督賞 第19回(1946年)アカデミー賞 作品賞・監督賞・主演男優賞・編集賞

    • 読書感想「働くひとのためのキャリア・デザイン」

      読んだ本本を読む前の状態キャリアとは何か、という問いに一言で答えられなかったように思う。 また、キャリアのトランジション(節目)をどのように乗り越えていくか、はっきりとしたイメージが湧いていなかったように思う。 本から得た気付きまず、筆者の定義では、キャリアとは、長期的な仕事生活のあり方に対して見出す意味付けやパターンのことを指すと述べられている(本書p.2 前書きより)。また、キャリアは轍であり、立ち止まって来し方を振り返ることで初めて見えてくるものだという。 本書の主

      • 映画感想「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

        観た映画あらすじ一流レストランのシェフ、カール・キャスパーは、独創的な料理を創りたいが、オーナーと意見が合わず、店を辞めてしまう。元・妻の提案から、心機一転、フードトラックを始めて全米を横断することになり…。 心に残った場面本作では、感情的なトラブルから仕事や名誉を突如失い、失意のどん底に陥った主人公が、その後周囲の人々の協力もあり、自分らしく生きる道を見つけ回復していく様子が描かれている。キャリアの節目(トランジション)にある人は特に、勇気をもらえる作品である。 全編通

        • 映画感想「マイ・インターン」(原題:The Intern)

          観た映画あらすじ心に残った場面深夜のオフィスで、社長であるジュールスと、シニアインターンのベンが語り合う場面が印象的だった。この場面からジュールスがベンに心を開いていくように見えた。ジュールスは、それまでのベンの仕事ぶりを見て、彼が機転が利くことや観察力があることをはじめ、その有能さを評価していたはずだが、一方で警戒心も抱いていたように見えた。 では、なぜこの場面で心を開いていったのか。 ベンとこのオフィスの意外な関係を知ったり、人生史に触れたりすることで敬意や共感の念が生

        映画感想「素晴らしき哉、人生!」

        • 読書感想「働くひとのためのキャリア・デザイン」

        • 映画感想「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

        • 映画感想「マイ・インターン」(原題:The Intern)

          読書感想「働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える」

          読んだ本村山昇『働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える』2018年、ディスカヴァー・トゥエンティワン 本の概要本書は、働くことに対する健やかな「観(ものごとのとらえ方)」をつくる絵事典、と述べられている(本書p.6)。 働くことに関わる基本概念を見つめ直す目的で、基本概念として73項目のキーワードを紹介するとともに、3題のワークシート、11本のコラムを以下の全6パートの構成で掲載している。 仕事・キャリアについて 主体性・成長について知識・能力について 働く意味に

          読書感想「働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える」

          【共同体感覚を体感する】カードゲーム体験記「Life with Social interest」

          はじめに以前からボードゲームが好きであったことと、アドラー心理学に興味があることから、先日、本カードゲームの体験会に参加してみた。 事前の紹介通り、本ゲームを通じてアドラー心理学の共同体感覚を体感することができた。 このカードゲームのことを紹介したいという思いから、 体験会の後、主催者の方に送った感想文を、『嫌われる勇気』の引用を加筆するとともに一部表現を修正してこちらのnoteにも転記することにした。 カードゲーム「Life with Social interest」につ

          【共同体感覚を体感する】カードゲーム体験記「Life with Social interest」

          書評「モチベーションの心理学」

          読んだ本鹿毛雅治『モチベーションの心理学』中央公論新社 はじめに以下に載せる書評は、某公的機関に提出した文章であるが、4月現在で役目を終えたため、こちらに転記することにした。 書評序論 この本は、やる気や意欲といった心理現象に関する理解を深めることを目的として書かれている。 目標説、自信説、成長説など異なる切り口で分類した理論群を俯瞰した後、現代の心理学として環境説を紹介している。 終章で著者は、能力等を「得る意欲」や、人格者等に「成る意欲」よりも、習慣や態度を基盤とし

          書評「モチベーションの心理学」

          映画感想「マイレージ、マイライフ」(原題:Up in the air)

          観た映画映画のあらすじ心に残った場面ジョージ・クルーニー扮する主人公は、企業に代わって従業員に解雇を通達するリストラ宣告人のプロである。 特に心に残ったシーンは、解雇を通告して憤慨する従業員の一人に対して、主人公がポジティブなオルタナティブ・ストーリーの提示を通じて、相手の状況をよりポジティブにリフレーミングする場面である。 結果、その初老男性の従業員は自分が以前から叶えたかった夢に向けて一歩を踏みだすよう、前向きな気持ちを獲得する。失業は、新たな人生を始める格好のチャンス

          映画感想「マイレージ、マイライフ」(原題:Up in the air)

          読書感想「20歳の自分に受けさせたい文章講義」

          読んだ本古賀史健著(2012)「20歳の自分に受けさせたい文章講義」星海社新書 序論大ベストセラー「嫌われる勇気」のライター、古賀史健氏による文章講義の本である。この本を読む前、わたしはどのように文章を書くか、型を知りたかった。日々の学びをnoteに書くうえでも、ある程度の型を知っておくことで、文章を書きやすくなりたいと考えていた。 それでは、具体的にどのようなことに気を付ければ、文章を書きやすくなるのだろうか。 本論本書は、ガイダンスに加えて、全4講で成り立っている。こ

          読書感想「20歳の自分に受けさせたい文章講義」

          読書感想「限りある時間の使い方」

          本書を読む前の状態 この本を読む前の私は、人生の節目を迎え、これからの人生をどのように過ごすべきか、思いあぐねていた。 「選択と集中」は重要である。時間は限られており、時間を有効に使うには、集中すべき対象を絞る必要がある。本書でも序盤で以下のよう述べられている。 限りある人生の時間をどのように使うべきだろうか。 本を読んで得た気付き しかし、以下の文章を読み、私は理想を高く持ちすぎて完璧主義に陥っているのではないかと気づいた。 これからの時間の使い方 成果や効率に

          読書感想「限りある時間の使い方」

          はじめに

          本noteの目的社会人10年目となると同時に、働き方・日々の時間の使い方に変化があったため、読書を通じて得た気付きや日々の生活の学びをアウトプットする。 書いた文章を誰かに読んでもらうためというよりも、自分自身の学びの記録のために、気負うことなく自由に書いていきたい。 併せて、ブラインドタッチの練習も兼ねてさくさくと書いていく。 以上!

          はじめに