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自分はどんなメガネをかけているのだろう。

 過去に、何か感情が揺さぶられる原体験(情動記憶)があると、プログラムが出来て、それが、自分には意識化されないで、物事を判断したり、行動したりしてしまいます。

失敗の体験など、よく悪いことだけを取り上げられて考えられがちですが、幼いころの成功体験など良い情動記憶によるプログラムもあります。

 例えば、私は、昔は気が付いていませんでしたが、お客様から宿題や課題が来ると、隅から隅まで、完成度が高いと自分で思っている方法論で必要以上に、一生懸命にやって、お客様の期待に応えます。そうして評価されるのですが、それが続くと、疲れ果てたり、次にアイデアが出なくなるのではないかという恐怖があったりして、なかなか次の仕事を取りに行かなかったりします。

 なぜ、ここまで一生懸命にするかというと、おそらく、子供の時に認められたい思いや、必要とされている思いを確認するために、そうしてきてきたからだと思っています。

親は自営業をしていたので、小さい時は、あまりかまってもらえなかったという想いが強かったと思います。拗ねて、映画の看板の後ろに隠れ続けたり、広っぱの秘密基地で時間をつぶしたりして、2時間くらい「小さな家出」を何度かしたことがあります。親に心配をかけさせたいと思っていたのを、今でもよく覚えています。(自分が寂しくなって結局は家に帰るのですが。)

その後、小学校に行くようになり、兄も通っていた近所の小さな塾にいって、分からないことがあったら調べたり、九九を早く覚えたりして、結果、成績がよくなり、褒められて、嬉しくて、気持ち良くて、なんだか認められた感じがあって、さらに頑張ろうという風になったと思います。

マインドフルネスの勉強をしないと、まず、ここまで思いを馳せることはないです。

こういう原体験があって、一生懸命にやれば何とかなるという想いが強すぎて、いろんなことが大人になってからでも悪影響として出るのが私のプログラムの元のようです。

診断士の勉強をし過ぎて鬱になったのも、ここに原因があるかも知れません。

一生懸命にやらないと「必要とされない」と思い込むメガネをかけていたかと思います。家族から必要とされていない、お客様から必要とされていない、周りから必要とされていない恐怖をどこかで感じていたのかも知れないです。

こういう風に、誰もが、これまで生きてきた中で、感情を揺さぶられる原体験があって、何かのメガネをかけています。それがどんなメガネをかけているのか、自分ではなかなか分かりません。

例えば、それが、もしサングラスのようなものなら、自分は暗く見えているので、「よくこんな暗い中で、そんなに行動ができるね」とその人が周りの人に言うかも知れません。でも、周りの人は「え、別に暗くないけど。」と思うかも知れません。

 その他、私は「男は稼がなければならない」とどこかで思っていますし、まわりもお父さんは稼いでくるものだと思っているかも知れません。これ、現代でも本当にそうなのか。親をみてそういうメガネをかけているだけなのかも知れません。現在、共働き率は70%を超えています。専業主夫の割合は全体の1.8%というデータもあります。(100組に約2組は、男性が家事を切り盛りしている。)

 また、昔は、男性が海外に赴任になって、配偶者の女性がそれについて行くことは、ある意味「人生の花形」ととられることが多かったようですが、今では、どちらかが海外赴任になると、ついて行くという選択は、自分のキャリアを諦めなければならないという風になり、受け止め方が違ってきます。それでも、親の考えを無意識に引きづって、苦しんでいる人はいるかも知れないです。


 メガネをかけていると、周りの変化に気が付かなくて対応が遅れる場合があります。自分はどういうメガネをかけているのか、周りはどういうメガネをかけているのか。それが分かるだけでも、受け止め方が変わるので、対処のしようがあるかと思います。「過去」に生きないように注意すべきだと思います。

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