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April|4月 No plan is the best plan

今月も2024カレンダーをご利用頂いている方向けに、言葉の訳と選んだ意味を紹介していきたいと思います。
カレンダーの詳細についてはこちらをお読みください。

4月のカレンダーの言葉は

"No plan is the best plan"

直訳は

”ノープランがベストプラン”

今日やることは、今日決める

これは僕が20代の時に旅人としての経験を経て得た、人生の奥義のようなもの。
今の世の中では、殆どの人が時間を気にしながら生きている。
仕事に行く時間、ご飯を食べる時間、寝る時間、何をするにも無意識に計算してしまう。
僕は18歳くらいの時から、自分で貯めたバイト代で色々な場所に旅行に行くのが好きだった。
当時していた旅行は、HISなどの格安旅行会社のパッケージツアーで、何から何までお膳立てされた中で楽しむものだった。

旅行中も、行きたかった場所を時間内にコンプリートすることが目的で、一つ一つの場所を丁寧に見たり、その場所の空気感を感じたりなんて考えなかった。メディアが紹介する店に行き、一番今注目を浴びているものを注文して食べた。それなりの満足感は感じるものの、味が美味しかったどうかなんて、正直あまり覚えていない。

こういう旅行の仕方をするには、事前に調べ、予約をして、緻密に計画を練らないといけない。それが好きな人もいるだろう。現に昔の自分はそれが好きだった。

だけど、例えばこの計画が、何かのトラブルが原因で予定通り行かなくなった時、どう感じるだろうか。

何でもかんでも計画的だった頃の自分は、自分の計画通りに物事が進まないとイラついた。なんとかして計画のスケジュールに戻そうと、近づけようとし、それも上手くいかないと、その計画は失敗に終わった気持ちになっていた。

なんて視野の狭いことだろうか。

旅をしていると、すべて自分の自由に出来る。

寝る時間や起きる時間、行動しても良いし、一日寝ていても良い。
一人でいるのもグループでいるのも、次の街へと移動するのも立ち止まるのも自由だ。お金の制約はあっても、時間に制限が無い、無限の自由。

それがどういうものであったか、このブログに今日は書かないが、そのような生活から学んだ大きな事の一つが、今月の言葉である。

要は「こうでなければいけない」という固定概念を外すことだ。

旅行の目的は、純粋にその地を楽しむことで、すごくシンプルだったりする。予定を考えず、目の前の世界に集中すると、驚くほどに視野が広がる。沢山のことを受け取ることが出来て、未計画の不安をワクワクが上回る。

計画を立てることの良さ。
計画を持たないことの良さ。

どっちもある。どちらも正解。
でも、想像を超えた感動は、殆どの場合、未計画の先にあった。

”SHUからカレンダーを手にしたあなたへの今月のメッセージ”

あるがままの世界を受け入れてみる

変なこだわりを脱ぎ捨てると、肩の力が抜ける。
小さい意識の世界にいると、自分が何でもコントロール出来ると勘違いしてしまいがちだ。
でも実際には、この世で私達がコントロール出来ることなんて、無いに等しい。

力を抜いた瞬間、無限の可能性を手に出来るのだと僕は思う。

今月の写真について

場所は屋久島の安房にある『一枚岩』と呼ばれる場所。

流れる水に光が反射して、それをカメラのスローシャッターで捉えると線になって魅せてくれる。
その光の線は瞬時に消えてなくなり、まるで流れ星のようだった。
僕はこの仕事が大好きだから、つい没頭してしまう。

この景色を見たとき、旅人となって自分探しをしていた頃の自分を、ふと思い出した。


これは主に2024年カレンダーを手にしていただいた方向けの記事になります。
カレンダーには毎月英語で言葉を書いています。
このブログでは、毎月その言葉の意味の訳と、言葉に込めたメッセージを紹介しています。

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