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経済指標分析 マネタリーベース  2023年3月結果から経済を読み解く

自己紹介

この記事に興味を持って頂き、ありがとうございます。
大学で経済や会計を学び、現在更に知識や分析力を高めるために、日々企業の財務諸表や経済指標に目を通しています。
その情報を自身のためだけでなく、同じように知識を高めようとされている方々に貢献できれば、と思い記事を投稿しております。

マネタリーベースとは?


マネタリーベースから何がわかる?

日銀によるお金の供給の流れ

日銀が国債を購入し、日本銀行券を供給している点については、後日記事を投稿したいと思いますが、ここでは簡単に説明しますと、
政府は予算の財源を確保するために、不足分を金融機関に国債を買ってもらうことでお金を調達します。
そして、金融機関が保有している国債を日銀が買い入れすることで、日本銀行券を金融機関が保有している日銀の当座預金へ供給し、そのお金が金融機関を通して社会に供給されていきます。
その供給加減は、景気の状態によって変化します。

2023年3月のマネタリーベースの結果は?

マネタリーベースの結果は、約9兆円の増加となりました。
その要因としては、国債の買い入れによる日銀当座預金の増加です。
このことから、政府・日銀は景気拡大のために更にお金を供給していることがわかります。

まとめ

政府・日銀は景気を上昇させようと、お金の供給量を増やしていることはわかりました。
更に分析を深めるには、他の経済指標も合わせて見ることで、景気の良し悪しの判断の精度が高まります。
今後はその他の経済指標も合わせて分析し、景気の動向を読み解いていきます。


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