【感染症後の世界】必要なテクノロジーに関して#3 数学
こんにちは。草場です。
超有名なメディア、オライリーメディアの創業者ティム・オライリー氏の感染症後の世界で必要なテクノロジーについて書いた本、「21 Technologies for the 21st Century」についてのまとめ第三回です。
Table Stakes（必要最低限のスキル）が６つ示されいます。
1. ナレッジ・オン・デマンド時代の学習
2. コンピュータに何をすべきかを伝える（プログラミング）
3. 数学
4. メディアリテラシーと科学的方法
5. コミュニケーションとコラボレーション
6. ものを作る
本日は、苦手意識があるかもしれない数学について。とてもとても大事だから、毎日新聞読むように、毎日数学に触れることが大事だそうです
３．数学
数学が大事、という話はよく聞くと思います。すべての基礎、「数学は科学の女王であり、数論は数学の女王である。」というカール・フリードリヒ・ガウスの言葉もあります。オライリーさんは、数学の力を以下のように示されています。
数学の美しさと力は、言語のように、世界を有用な方法で説明するために使用することができることだ。数学は、どんなトピックでも理解の深さを増すことができる。
今回の感染症でも数学の威力が発揮されています。4000万回以上閲覧され、40カ国語に翻訳されている、トマス・プエヨさんの『Why We Must Act Now or People Will Die』を取り上げて、以下の議論を展開されています。
ロックダウンや自宅待機命令につながったのは数学だったのだ。ウィルスを放置しておくと何が起こるのかを教えてくれたのは数学だった。天気、金融、経済、検索結果、広告、ソーシャルメディアの投稿をクリックする可能性、ビジネスが軌道に乗っているか、目標を達成できそうにないかなど、あらゆる種類の予測において数学は重要なツールだ。
オライリーさん曰く、
今後のほとんどすべての革命的な技術は、その秘密のソースの一部として、新しい数学的洞察を持つことになるだろう。
話はわかりましたが、じゃあ数学をどうやって勉強するのがいいでしょうか？教科書を開くのもあれだし。。。
オライリーさんのお勧めは、YouTubeの3Blue1Brown（英語）です。ビジュアル的にも理解できて楽しいコンテンツです。
ちなみに、最近話題のAIなり機械学習なりでは、統計の基礎、線形代数の基礎があると良いので以下のコンテンツがお勧めです。
「Think Bayes」 Pythonプログラミングを使ってベイズロジック
「MITの線形代数の授業」（英語） ベクトルで考えることが重要。
数学の大切さは、何度も何度も伝え続ける必要があるし、自分にも言い続ける必要がありますね！！
明日は、メディアリテラシーと科学的方法について書きます。
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