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ファシリテーションの破壊力

ファシリテーションというスキルをご存じでしょうか?ファシリテートというのは「促進する」という意味で、ファシリテーターとは「ものごとを促進する人」のことなのですが、私はこのファシリテーションというスキルを意識し4年間で平社員からディレクターに昇格しました。ファシリテーションに出会わなければ今日の自分は”絶対”にありえない。というほどのスキルだと思っています。今回はそのファシリテーションの破壊力をご紹介します。

みんなに感謝される

ファシリテーションというのは物事がうまくいかない時、思い通りに進まないときに特に必要とされるスキルです。物事を進める際に避けては通れない「対立」。利害関係が異なる複数の人が集まり物事を決める際には、どうしてもこの対立は避けては通れません。ファシリテーションはそういった「対立」を乗り越える為に様々なスキルを総動員し物事を促進する必要があります。その為、乗り越えた暁にはみんなに感謝してもらうことができる、つまりあなたの評価がグーンと上がるスキルです。

黒子役でも目立てるポジジョン

ファシリテーションは物事を「決定」する役ではなく、プロセスを管理、推し進める役です。ですのでどちらかというと黒子的な目立たない仕事が多いです。おもに会議の事前準備から始まり、場の設定、議題のプロセス管理から論点整理、板書、決定事項の最終確認、など意思決定はファシリテーターはしません。ただ、意思決定までのプロセスに関与する間に様々な活躍の場があります。納得度の高い意思決定へ、上の人を導く役割です。そういう意味でもファシリテーターは上の人の目の前で活躍する機会を得られるポジションといえます。

総合スキルが上がる

ではファシリテーションとは具体的にどういった能力が必要なのでしょうか。物事を円滑に進める為には参加者から本音や質の高い意見を引き出す必要があります。その為には傾聴やインタビュースキルといった能力が必要でしょう。また複雑な議論をスピーディに板書しまとめるドキュメンテーションスキルも必要ですね。キラリと光るアイデアを引き出すためには心理的安全性を得られる場づくり力も必要です。納得度の高い意思決定をするためには論理性が求められます。その為にロジカルシンキングも出来なくてはいけません。さらに会議の進行役として時に参加者を自分の方に引き付けるプレゼンスキルも必要です。ファシリテーションと一言にいっても様々な汎用性の高いビジネススキルが必要になります。つまりファシリテーションを磨けば磨くほどあなたのビジネス総合スキルを引き上げてくれる最強スキルといえます。

まとめ

出世したい!と野心を抱いている方はファシリテーションスキル磨いてみてください!私に出来てあなたに出来ないはずはない!!!

参考書籍

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