自衛隊員ってなんで坊主なの?〜自衛隊員の質と景気の関係性〜

お久しぶりです、ヒッチハイクの話を友達に話したら、これわかりやすくて面白いなって話題を思い出したので書きます。

ちなみに気になる人もいるかと思うので言っておきますが、最近noteを更新してなかったのは、書くのがだるかったからです。今日は謎に元気があるので書きます。


さて、今回の話を教えてくれたのは、山口の壇ノ浦PAから大分駅前(ゴール)まで連れて行ってくれた、自衛隊員の方です。普段はパイロットとして働いてる方らしいのですが、お盆でお休みだったそうで、車で帰省されていたようです。パイロットといっても、航空自衛隊ではなく海上自衛隊に所属されている方だそうで、飛行機で日本の領海や排他的経済水域の境目辺りを監視して、外国船が侵入してないかをチェックする仕事をされているそうです。色々面白い話を聞いたのですが、今日はその一部を書いていこうと思います。

自衛隊の人ってなんか坊主ですよね。なんででしょう。みなさん考えたことありますか?
僕は大して考えたことなかったんですが、まあ野球部でよくある感じの、体育会系あるあるの、「規律を守って集団行動するために坊主にしましょうね」ってやつだと思ってました。自衛隊めっちゃ体育会系感満載だし。

でも実はめちゃくちゃ合理的な理由があったんです。

自衛隊員が坊主にはするのは、実戦を意識してのことだそうです。
肉弾戦になったとき、普通相手の掴めるとこ掴んでなんかなぐったり投げたりしますよね。坊主だと、髪を掴まれるってことがないんですね!つかもうにもつかめません。
また、実戦で長期戦になり、持ち場から長い間動けないこともあります。そんなとき、まあもちろんシャワーなんか浴びるどころか、タオルで体を拭くことすらできないこともあるわけですね。そんなとき、坊主だと髪があるよりは多少は衛生を保っていられる。汗蒸れないし。

ていうことらしいです。あっそんな考えられてたんだ、みたいな。でも海外の兵士って坊主のイメージないんで、そこは気になりますけどね。


さて、次は自衛隊員の質と景気との関係性です。

なんと自衛隊員の質は景気が良いと下がり、景気が悪いと上がるそうです。

どうしてでしょう?

自衛隊の公務員という性質に理由があるそうです。
自衛隊は国にくっついてるものなので、倒産しません。しかも、他の公務員職と違って、めっちゃお勉強しなきゃいけない感も少ないです。(実際めっちゃお勉強しなくていいのかどうかは全く知りませんが。)
すると、景気が悪い時には、失業したー、リストラされたー、仕事ねぇー、って感じで「自衛隊員になりたい!!」って人がめっちゃくるんですね。そうすると、自衛隊側はその色んな人の中から厳選して厳選してめっちゃ質がいい人を選び抜けるわけですよ。

逆に、景気が良いときは、まあべつに失業することもないし、みんなわざわざ公務員して収入の上昇を望めないよりも、会社で働いてめっちゃ稼ぎたいってなるから、自衛隊を志望する人が少なくなるらしいです。
そうすると、自衛隊は志望者から厳選することができないんですね。コイツダメだヤバいみたいな人間も入れないと人数的にヤバい時がある。だから、自衛隊の質は落ちるらしいです。

この現象はバブルの時とバブル崩壊の時に顕著に見られたようで、
バブルの時に失業したり、どこの職にもつけない人はそもそもヤバい人が多いらしく、しかも自衛隊に志願する人は少ないので、「ミソもクソも入れる」状態だったようです。
そうすると、自衛隊の中でも色々揉め事とか暴力沙汰が発生するらしくて、自衛隊員が別の自衛隊員と殴り合いのケンカをしちゃって、「なんで殴ったんだ」と訊ねると「ムカついたからです」みたいな中学生っぽい答えを返してくる人もいたらしいです。
逆にバブルが崩壊した後は、みんな失業しちゃって、安定した自衛隊への志願者がめっちゃ増えて自衛隊側からすると選び放題って感じなので、自衛隊員の質があがったそうです。


今日のおはなしはこんな感じです。
まだ自衛隊ネタはわりと残っていて、気が向いたらこんな感じで書いてこうかと思います。
やっぱnoteにして書いていくより人に話した方がこういう面白い話題はいっぱい話せますね。ネットに公開するのちょっと不安で話せないネタとかも話せるんで、聞きたい人は奢ってください。

ではばい。




次なんか面白いことやるように使おうと思います。 もらえたらめちゃくちゃ喜びます。 サポートの際、これやってほしい!みたいなのがあれば反映されるかもです。