"must"を"want”に ー「したい」コトは自分の中にある
当社の技術者採用パートナーであるレバレジーズ株式会社のハタラクティブ事業責任者 後藤祐介様と、両社が描くビジョンについて対談をさせていただきました。
ハタラクティブは20代~30代未経験者の就職・転職サービスです。若い世代の求職者が直面している課題や不安に私たちがどのように対峙していく必要があるのか、この記事の中では伝えきれなかったことも含めて話をしたいと思います。
*この記事は、AJグループ各社(アーキ・ジャパン、アクト・ジャパン、AJホールディングス)社員に向けた社長メッセージです。noteで #オープン社内報 として公開することで、社外の方にも当社の文化社風、大切にしている価値観、経営者の考え方などが少しでも伝われば幸いです。
レバレジーズさんを訪れる求職者の方は、今の仕事の内容や、今の会社での仕事について、「このまま継続していていいのか?」という漠然とした疑問を抱いているそうです。レバレジーズさん経由だけでなく、当社に入社した技術社員の多くが同様の思いをもちながら転職活動をしてきたのかもしれませんね。
今の世の中は情報過多の時代。入ってくる情報が多すぎると、それらをどう取捨選択して、どのように判断したらよいかが分からなくなります。不幸なニュースや批判的な口コミを目にすることも多く、普段からネガティブ情報に触れていれば、自分は「こうはなりたくない」「失敗したくない」という考えが強くなり、不安が募るのもよくわかります。一方で「こうなりたくない」という反面教師的なイメージはあるけれど、「こうなりたい」「こんなことがしたい」という”なりたい像”がはっきりしない人も少なくありません。
「こうなりたい」「こんなことがしたい」のイメージがはっきりしていない人は、仕事は「しなければならない」や「すべき」コトであって、「したい」コトになっていない。"want"ではなく"must"な状態なんです。"must"なスタンスで仕事に向き合っているとそのうち疲弊したり、心が折れてしまったりします。でも「したい」コトに取り組んでいるときは、夢中になれるし、時間が経つのも忘れるくらい没頭できる。それは"must"が、お金を稼ぐため、出世のため、誰かに認められるため、怒られないようにするためといった外的圧力によって仕事をさせられているのに対して、"want"は、成長したい、誰かを笑顔にしたい、達成感を味わいたいなどの内側から湧き上がるエネルギーによって動いているからです。同じ仕事をしていても、何をモチベーションの源泉にしているか、何のために仕事をしているかという考え方次第で仕事への向き合い方は大きく変わってきます。
「したい」コトを仕事にするのは難しい、「したい」コトが見つからないと思う人も多いでしょう。中には「したい」コトを探しに旅に出てしまう人もいます。でも「したい」コトはどこか外の世界にあるのではなく、自分の中にあるのです。だからこれまでの経験を振り返りながら自分と向き合ってみましょう。特別な達成感や、大きなやりがいを感じたことでなくても構いません。嬉しかったこと、ほっこり幸せな気持ちになったこと、面白いと感じたのはどのような時だったのか思い出してみてください。
誰かを笑顔にさせられたときですか?
難しい問題をじっくり考えて解くことができたときですか?
後輩の成長を目の当たりにしたときですか?
自分自身が成長したと実感できたときですか?
何かを創り上げたときですか?
困っている人を助けられたときですか?
そういうひとつひとつの感覚を辿り寄せ、組み合わせていくことで、「したい」コトは形づくられていくのです。
「したい」コト、それは何をするかではなく、何のためにするか。あなたにとっての仕事の意味です。
人を笑顔にするために仕事をしています
世の中の問題解決のために仕事をしています
人の成長を導くために仕事をしています
自分の成長のために仕事をしています
モノづくりの達成感を味わうために仕事をしています
対人支援でひとりでも多くの人を幸せにするために仕事をしています
このイメージを持つことができると、目先の困難にくじけることなく仕事に取り組むことができるようになります。なぜならその先に達成感、充実感、幸福感があるということが見えているからです。
若い世代の求職者の皆さんは、仕事に対する考え方の軸が定まっていなかったり、もやもやとした不安感をうまく言語化できずにひとりで抱え込んでしまったりと、何かと不安定になりがち。だからこそ、皆さんがもやもやをぶつけながら、自分がしたいことのイメージをもてるように寄り添ってくる存在が必要です。私は入社した皆さんに"want"のスタンスで仕事に向き合えるような意識の変化をもたらしたり、自分にとっての仕事の意味が見いだせるようなきっかけづくりがしたいと考えています。これからもレバレジーズさんと一緒に仕事を楽しめる人材を育てていきたいと思います。
あとがき
毎日寒い日が続くとおでんが食べたくなりますよね?先日日本橋の神茂という老舗でおでんだねを買ってつくったら料亭顔負けのおでんができあがりました。特に大きなはんぺんがこだわりの逸品で、ふわふわトロトロ!たまにはスーパーの練り物ではなくグレードアップしたおでんもいいものです。
日本橋 神茂(かんも) (hanpen.co.jp)小学3年生にもなって未だに自転車に乗れない(乗ることを避けてきた)次男ですが、スイミングスクールのイベントでなんと自転車が当選!これを機に乗れるように練習せねばと、近く、ではなく少し離れた公園へ(3年生にもなって自転車に乗る練習してるの?と友達に見つかって馬鹿にされるのを避けるため)。でも体幹やバランス感覚がすでにしっかりしてきているからか、ものの5分で乗れるように。もっと早くトライしておけばよかったのにね。
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