クソ仕事はやめてワクワク感を取り戻そう。私たちは未来を創る仕事をしているのだから。
AJグループの皆さん、今日から16期新年度のスタートです。年度の始まりに際して私からのメッセージは「クソ仕事はやめてワクワク感を取り戻そう。私たちは未来を創る仕事をしているのだから。」です。
昨年度は14年間右肩上がりで伸ばし続けてきた売上を落としてしまいました。他業種に比べればインパクトは小さかったものの、コロナの影響は大きかったですね。今年度はこの踊り場局面からの再成長を目指します。売上目標も大切ですが、皆さんにはこのタイミングで当社の社会的存在意義(何のために存在している会社なのか)や、個々の仕事の意味(何のためにその仕事をしているのか)について理解を深めてもらって、毎日ワクワクした気持ちで仕事ができたらいいなと思っています。
クソ仕事とは
日経新聞の記事にあるように、日本人は仕事への「活力」や「熱意」を示す指標よりも、「心身ともに疲れ果てたと思うことがある」という燃え尽き感の指標の方が高いという調査結果があるそうです。一日の大半の時間を仕事に費やしているにもかかわらず、なんとも悲しい状況ですよね。
「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」(デヴィッド・クレーバ著)という本が出版されたことで、仕事の中身についての議論が世界中でされ始めています。私は、仕事への熱意や高揚感が減退していくのは、このクソ仕事が増えているからだと考えています。
ではクソ仕事とはなんでしょう?
私の考えを織り交ぜたうえで簡単に表現すると
①意味がない仕事
②意味がわらかないままやっている仕事
だと思います。
①意味がない仕事とは、会社の理念に反していて何も価値を生み出さない仕事です。疲弊感につながるのでマイナスでしかありません。しかし「この仕事は意味がないのでやめます」と言いづらくて続けてしまうこともあるので要注意です。
②は本当は大切な価値ある仕事だけれど、意味を理解せずにひたすらこなしている仕事(の状態)です。意味を理解して仕事に取り組まなければ単なる作業の繰り返しとなり、熱意や高揚感が冷めてしまう。結果的に①と同化することになります。
仕事は意味の連鎖
AJグループのミッションは「未来を創るひとづくり」。建設業は未来を創る仕事です。都市が生まれ変わる再開発、鉄道や道路などの交通網、世界中を繋ぐ通信ネットワーク、より良い暮らしを築くライフライン、この社会の未来は全て建設業が創りあげています。この未来創りを担う”ひと”をうみだすことが当社の使命であり、未来を創るひとも、未来に生きるひとも、皆が幸せであってほしいという経営理念に繋がっています。
採用、営業、契約、管理訪問、教育、請求、入金、給与計算、、、管理部門含めた全ての仕事は当社の理念への連鎖です。
面接は”人材調達をするための仕事”ではなく、未来を創る建設業に対する魅力、夢、ロマンを伝え、このステージで仕事をしてみたいと思ってもらうためのきっかけづくり。
契約は”目標売上を達成するための仕事”ではなく、技術者が建設業への第一歩を踏み出すための、もしくは経験を積み重ねて人材価値を高めていくための場づくり。
請求は”売上高を入金してもらうための処理”ではなく、技術者の仕事に対する対価をお預かりして、彼らの成長投資のための資金を生み出す仕事。
仕事は作業の連鎖ではなく意味の連鎖です。それぞれの仕事には意味があり、その意味の連鎖が行きつく先が会社が目指すビジョンです。意味のない仕事、意味の見出せない仕事、意味がわからずやる仕事は仕事ではありません。目の前の仕事と、会社の経営理念を結び付ける意味の連鎖を考えながら仕事をすることを意識してください。
ワクワク感は未知なる未来があるからこそ
何か新しいことを始めるときはワクワクしますよね。それは、これから起こる未知の世界に対する期待からだと思います。逆に、この先に何が起きるのかが分かっていればワクワクはしませんし、同じ未知の世界であっても靄にかすんだ薄暗い世界となると不安になります。
皆さんはどれくらいワクワクした気持ちで仕事ができていますか?
私たちの仕事は、未来を創る仕事です。新しい仲間と出会い、まだ見ぬ未来を語り、ともに成長を考える… ワクワク感に溢れているはず。もし、あまりワクワクできていないようなら、それは
・クソ仕事に翻弄されている
・日々の仕事が意味が会社のビジョンと繋がらずに単なる作業の繰り返しになってしまっている
・未来が見えなくなってしまっている
のどれかでしょう。
クソ仕事に気づいたら勇気を出して進言してください。一緒に撲滅していきましょう。また、自分の仕事の意味を考えるというクセづけをしてみてください。何のための仕事なのか、どのように会社のビジョンに繋がっているのか考えてみましょう。私も繰り返し会社のビジョンと未来を指し示して皆さんがワクワクできる職場環境づくりをしていきます。
今年度は売上とワクワク感を取り戻す!
よろしくお願いします!
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