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2016年 夏合宿① 八戸〜尻屋崎

大間崎を目指して下北半島を走っていた。新しく買ったスピーカーでベタに奥田民生のイージューライダーをかけていた。とにかくこのところ数日照りつけるような暑さで雲ひとつなかった。(夏合宿本番になるとこれと逆の現象が起きるのだが…)

下北半島はほぼずっと平地で巨大な風力発電がおびただしい数回っている不思議な風景だった。予想外の暑さでげんなりした僕は函館へ行くことを予感していた。
今年の夏のサイクリングサークルの集合場所は青森市であったので、青森の八戸にあるおばあちゃんの家に滞在した後、下北半島を一周して青森市に向かうという計画を立てた(実際は大間からフェリーで函館に行ってしまったが)
八戸では八戸三社大祭、青森市ではねぶた祭りを見た。

八戸の人々はねぶた祭りになかなかの敵対心があり、僕の父親もねぶた祭りを見た後大したことねぇなあと言っていた。
確かにネームバリューは天と地ほどの差があるが、僕は八戸三社大祭の方が好きである。

なんかねぶた祭りは商業的過ぎて三社大祭の手作り感はなんか味わい深いものがある気がする。 あと、ねぶた祭りのだしは正直、全てが同じ様に見えてしまって、三社大祭の多種多様さに比べたら見劣りしてしまう。
まぁどっちも素晴らしい祭りであったが…

蕪島神社は火事によって焼失してしまったのだが、まだ資金不足で再建されていなかった。

八戸の漁港は完全に復興していた。

むつ市で力尽きて野宿した。むつ市までの道は海と植物と一本の真っ直ぐの道だけだった。コンビニもほとんど無いので喉が渇いても水が補給できないので恐怖だった。寝る時、当時熊の目撃情報が多発していたので、ガサガサ音がするとクマな気がして、恐怖で眠れなかった。
結局、眠れず朝の5時に出発して、尻屋崎に向かった。

本州最涯地という意味はよく分からなかったが野放しの馬がいて、最果て感は確かにあった。
#旅 #サイクリング #自転車旅 #自転車 #ツーリング

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