見出し画像

#43 「地図感覚」から都市を読み解く

「翻訳機が発達すれば、英語は学ばなくて良くなるのでしょうか。」
と同じような問いで、
「google mapがあれば、地図感覚がなくてもいいのでしょうか。」
という話があることを、本書で気づきました。

大学生の時、まだガラケーで
その時に大阪に出てきて、原付を買いました。
当時は、家のPCで目的地を調べて頑張って頭に入れて、移動してました。
その時に私の地図感覚は身についたのかもしれません。

あとは、散歩が好きで
通ったことない道を通って見たり、良さげな飲み屋さんがないか
うろうろしたりするのも好きなので、それもあるかも。

都市を読み解く話の中で
特に「新市街」と「旧市街」の話が面白かったです。

昔からあった市街地に
電車が通り、駅ができ町が広がる。
その際に、市街地が動く都市とそうでない都市があるらしいです。

「確かに」って思いました。
京都とか、JRからは不便な河原町が旧市街だし
一方で、名古屋はどんどんJR周辺がメインの街になるし。

昔百貨店さんとお仕事をしていたので
都市のでき方に興味があるっていうのもあるかもです。
百貨店は街とともにある商業施設なので

こんな話で地図感覚がつくと
きっとこの地域がこんな感じなのかな?って想像がついたり
初めて訪れてもきっと自分好みの町並みをすぐ見つけられるんだろうなと
思いました。

今度旅行に行くときは
携帯で調べるでもなく、ガイドブックを買うでもなく
地図を買っていってみようかなと思いました。
地図を片手に、初めておとづれた街をうろうろする。
そんな居心地のいい旅をしてみたいですね。

コロナも落ち着いてきましたし
人と会い、人の過ごす都市を感じる
そんな機会が増えるといいなと思います。

今度本屋に行ったら地図コーナーに行ってみます。

地図感覚を身につけて、街をもっと味わえるようになりたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?