第二次就寝革命
―小さい子どもがいると自分の時間が確保できない
―母親はどうしても子どもに拘束される時間が長い
妻とともに2人の子育てをしている私は、無い時間をどうにか絞り出して自分の趣味に充てていますが、そんな中でなんとなく思っているのは
「妻も自分も平等に自分の時間を持つべき」
ということです。
先日の記事の後半部分で就寝中のストレスを解消する「就寝革命」を起こしたことを綴りました。
・夫婦で寝かしつけをする時間効率の悪さ
・母親を独占したいという欲求から始まる兄弟喧嘩
・↑夜中にも勃発するのでみんなが寝不足に陥る
これらを解消するために子どもたちの寝る部屋を分け、寝かしつけから就寝時までそれぞれに親が付くという形にし、かなりの手応えを感じたという話です(お時間あれば読んでみてください)。
さて、この「革命」の我々の心の平穏への寄与度は相当なものでしたが、今回またガラリと寝かしつけの体制が変わったので報告します(誰に)。
あれから数ヶ月、妻と3歳長男は一階の和室で、私と1.5歳次男は二階の寝室で寝るというのを続けていました。
私と次男は慣れたもので、寝る時間になったら2人で二階に上がり、次男はころんと布団に転がる。私はそれに毛布をかけ、そして「おやすみ」と声をかけて電気を消して部屋を出る。次男は「オヤスビ…」と言ってじきに眠りにつく。
そう、寝かしつけ1分体制です。
二人とも「寝かしつける」「寝かされる」というそれぞれのミッションに一直線に向かっています。まるで職人のよう。
一方妻と長男の方は、あれやこれやしながら30分かけて就寝します。
長男はテレビやおもちゃをやめるのに時間がかかるし、やっと布団に入ったと思ったらトイレに行くと言い出したり、なかなかマイペースです。
妻の「早く寝かしたい」気持ちと長男の「自分のペースで進めたい」気持ちが大きくなればなるほどお互いストレスが溜まってしまいます。
この間私は妻からの
「寝た」
というテキストメッセージを確認するまで1人の時間を過ごすことができます。
一方は育児から開放されてノンストレス、一方は時間を拘束されストレスフル。妻は別にそれでもいいと言うのですが、それ絶対気遣ってるやん。
ということでこの課題を解決すべく、新たな策を考えました。
ポイントは
・妻のひとり時間が増えること
・長男に無理をさせないこと
・私の時間が大幅に削られないこと
です。誰かが我慢しすぎると続かないですからね。
長男も次男のように最初から1人で寝ることができるのならこちらはラクなのですが、まだもう少し時間がかかりそうです。
私は2人を連れて二階に上がり、結婚当初に購入した、子どもが産まれてからは全く使われなくなったクイーンサイズのベッドに2人を寝かし、しばらく長男に添い寝をします。
10分くらいでしょうか、ある程度雰囲気が落ち着いたら何も言わずに部屋から出ていきます。
長男はやはり寂しいのか私が出ていく素振りを見せると
「いかないで…」
「おとうさんといっしょにねる…」
のような引き止め言葉を超か細い声で喋るので、さすがの私も「かわいそう」と思い1回は添い寝に戻るようにしています。
1回戻ればその後出ていく時は何も言ってこないことが多く、もし2回目の引き止めがあってもそれはスルーして出ていきます。
自分で寝ないといけないことが分かっているのでしょうか、それ以降駄々をこねたりすることはありません(健気)。
次男の方はというと、既に1人で寝るモードに入っているようで私と長男のやり取りには全然絡んできません(職人)。
ということで、今では15分ほどで寝かしつけが終わります。
妻はひと足早く育児から解放され、私も少しの拘束ですし、長男も
「まあお母さんおらんのならしゃあないか」
くらいのノリなので、お互い過負荷のない新たな寝かしつけ体制が出来上がったと思います。
既に一ヶ月ほど経過していますが、今までにないほどスムーズにその日の育児が終わるようになりました。これもまた就寝革命と言えるでしょう。
以上、第二次就寝革命のご報告でした。
ところで冒頭に述べた「自分も妻も平等に」とは、妻のことを思う一見キレイごとのようにも聞こえますが、実は回り回って「自分のため」というのが本心です。
この辛くも幸せな育児が終わったあとも、妻と2人で楽しく過ごしたいと本気で思っている私にとって、「育児をしながらもできるだけお互いが気持ちよく過ごす」
ことは、将来のためにも今この時期に達成すべき課題と認識しています。
だからこそ、「自分がよければいい」というよりかは「自分も周りの人もよい」を目指して行くべきだと思うのです。
このような取り組みが将来の夫婦関係の基盤になっていくと考えれば、まだまだ改善の余地はありそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも育児の話や夫婦関係の話など、自分の思いをまとめているのでよかったら読んでみてください。
また、Xでは子どもたちのおもしろ日常も発信していますのでぜひフォローお願いします🙇
この記事が参加している募集
少しでも心に響いたなら嬉しいです。