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20代の手記

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基本的に全ての記事を加えます。 20代から見た世の中の形、見聞き体験したこと、考えていることを書きます。
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2018年3月の記事一覧

五感を自己採点してみる

自分のことを理解するための方法のひとつに、五感を自己採点する方法がある。
「がある」という表現は誤解を招くかもしれないのでた出しておくと、そういう方法もありなのではないかと考えた。

日常であれば主に目と耳から入って来た情報で人は生活をする。五感のうち残りの嗅覚・触覚・味覚は情報収集という意味では副次的なものになるはずだ。

しかし敢えて、この五感を自己採点することによって、自分はどこからの情報を

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少数派になろうと頑張ってみる

周囲と同じステータスや身なりであることは、バッシングの対象となりにくく、安心感をもたらすことがある。

そうは思わないぞ、と思う方は是非平日の昼9時のオフィス街をジャージで颯爽と駆け抜けてみて欲しい。

でもふと世の中を見回してみれば、少数派になることが活躍するポイントとなることもある。

例えば野球のピッチャー。
日本でプロ野球が創設された当初は、ピッチャーの投げる変化球の代表格といえばカー

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「ジブリみたい」を禁止したい

予測変換が言いたいことの先を言ってくれ、ヤバい、に大体の言葉が代替されてしまう世の中、
ボキャブラリーが豊かな人は絶滅危惧種といってもよい。保護して丁重に扱うべきだ。

ボキャブラリーが乏しい人は何かと損であると思う。
診察で痛さをズキズキとしか言えない人は緊迫度が今ひとつ伝わらない。

料理をほめるときに美味しいしか言えない人は作り手のモチベーションを上げないし、成長させない。

その際たるもの

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空前の将棋ブームの今、あえて囲碁のすごいところを考える

将棋棋士の藤井聡太六段(執筆当時)や引退した加藤一二三さんのメディア露出や、『三月のライオン』『りゅうおうのおしごと!』といったアニメ作品などのお陰もあり、いま将棋は空前の社会現象になりつつある。

以前のブームは、羽生善治永世七冠が公文のテレビCMをしていた時代、将棋を指すことと頭が良くなることのイメージをうまく結びつけて子どもに将棋をさせる親が増えた時だろう。

比べて囲碁は、2001年ごろか

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永遠の鬼題「◯◯日空いてる?」についての考察(解決編)

この記事は問題編からの続きなので、
まだの方はこちらから読んでください。

https://note.mu/shugimon95/n/n3115cc94ca89

さて、予定がない日に、永遠の鬼題「◯◯日、空いてる?」を出されたのとき、なんと答えるのが、波風が立たず好感度も下げず、面倒なことを避けられ、無難なのか。 及第点を超える解答例を発表しよう。

75点
「その日美容室/ネイルサロン/ヘッ

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永遠の鬼題「◯◯日空いてる?」についての考察(問題編)

ぴこん、とLineの通知が鳴る。
友人の名前とともに通知欄に一行のメッセージが

「◯◯日、空いてたりする?」

このシチュエーションがとても苦手だ。同士はいないだろうか。
特に仲の良い友人であれば、のらりくらりと返信するが、
いちばん返事に困窮するのが普段あまり個人的なつきあいのない異性、または目上の人からのメッセージである。

手帳を確認して、予定が空いてないときは安堵の表情を浮かべて

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拝シャンのすゝめ

好きなテレビ番組のひとつにテレビ東京の『モヤモヤさまぁ〜ず2』(通称:モヤさま)がある。日曜日のゴールデンタイムに放送している街ブラロケ番組である。これが毒にも薬にもならない内容で、悪くいえば観ても観なくてもよい番組なのだが、リラックスして観ていられる。

この番組の元アシスタントに狩野恵里アナウンサーがいて、
温泉旅館のシーンでプロレスの橋本真也のような衣装を着て頭を洗うシーンがあったのだが、そ

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札幌に4年間住んだ人が独断で選ぶ!食べるべきもの、そうでもないもの(後編)

前回の続きですのでまだ読んでない方はこちらより前編を。

https://note.mu/shugimon95/n/n3ee3eec477a1

今回はこの話の肝である北海道に来て実はあまり食べるべきでないものとその理由を紹介しよう。

△実はそこまで食べなくてもよいもの
・ラーメン
コーンとバターが乗った、札幌味噌ラーメンのイメージは先行しがちだが、実は北海道全域的にラーメンに対して激戦区ではな

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エモい、は自分専用の"最高"

エモい。

きれいな自然に触れたとき、夜景を見たとき、絵画、文学に触れたとき、リップヴァンウィンクルの花嫁を観終わったとき、
一言目、とりあえずエモいという風潮ありませんか。私も言います。

語彙力がない人がうまくそれを表現できないときに、しばしばこのエモの出番が来るので、ヤバイとかマジに類する便利な日本語かと思っていませんか。
だけど、このエモは深い言葉だと勝手に思っていて、実は素敵なんじゃない

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「偶像を叩いて幸せになっている皆さん」みたいなのが嫌い

『これこれこういうシチュエーションがあったから、こうやって成敗した』
みたいなテレビ番組を見たことはないだろうか。嫌な女とか、嫌な上司とか、普段からふつふつと溜まっているストレスをかわりに発散させることをウリにしているのだろう。

ネット記事でもジャンル化されているのかと思うほど嫌な奴に巧みに仕返しをした話をよく目にする。

そういう話は往々にして「痛快」という言葉が枕詞になっているが、
私はその

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"Do you have a pen ?"に対してただ"Yes"と答える人を社会は必要としない

3月を迎え、19卒の就職活動がはじまって、世の中の大学3年生、大学院1年生の多くは面接やら企業説明会やらに東奔西走されていると思う。

就活をすると、企業は星の数ほどあるのだなあと気付かされると同時に、近所のおばちゃんが知っているような企業はほんのひと握りだということを思い知らされる。

街に出るとBtoCで働いている方をよく目にするが、実に色々な接客を受ける。それは勉強ができるかどうか、というこ

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平昌オリンピックは中止になったのだと思っていた

平昌で行われた冬季五輪は感動の渦中幕を閉じた。

振り返れば日本のメダル数は39個と史上最多であったことやコーチに金をかけていい結果を得たという冷静で下衆な財務大臣のコメントに賛否があるのも非常にどうでもよかった。

ウィンタースポーツを楽しまない派閥はもちろん、シーズン券でスキー場に通うような大学生でさえ膾炙する姿は見たことがなかった。

不毛を愛す堕大学生の宴会の卓上にも仮想通貨や天才中学生棋

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なんでNOTEを開設したんですか。

なんでNOTEを開設したんですか。

日を追うごとに活字を読んだり書いたりする機会がめっきり減ってしまった。

ブログ開設をしてみたり、Facebookに文章を投稿してみたりを始めてはやめ繰り返していました。

持って生まれた飽き性とマメでなさのおかげで、どれも数か月で飽きてしまうことが多かった。

今回NOTEを開設しようと思ったのは、単純に自己表現の場がないと苦しかったからです。

Twitterはまあまあの頻度で更新していますが

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