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出産時の原遺障害と菌について【手技道コラムNo.191】(再掲)

2017.12.16掲載


こんにちは、手技道の門田です。

先日は東京の最低気温が2℃だったそうです。
非常に寒波が強いそうですので、どうぞ体調にはお気をつけ下さい。

今年の風邪は咳が長引きやすいようです。
咳止めにも良いと言われるのが南天の実です。

南天のど飴とかありますよね、あの南天です。

ただ、市販ののど飴には添加物が結構入っている事もありますので、
自分で煎じた方が安心できるかなと思います。

南天の実5~10gに対して、500gの水を入れて、
総量が半分くらいになるまで、弱火でコトコト煮込みます。

出来上がったら、それを1日3回ぐらいに分けて、
少しずつ飲むのが良いです。
南天の実は薬局等で売っているので、試してみて下さい。

さて、今回は、「出産時の原遺障害と菌について」
という事でお話させて頂ければと思います。

最近私が見させて頂いている患者さんで特に多いのが、
神経系が麻痺している方です。

手技道でも、何度も言われているように
神経系が感じていないという事は、
痛みを正常に感じられないので、
車で例えるとブレーキの効かない車に乗っているのと同じ事です。

ブレーキが効かないと、どこまででも加速が出来るので、
無理はかなり出来てしまいます。

しかしながら、
ぶつかるまで止まらない=症状がひどくなるまで分からないので、
ひどくなった時には、本当に治療の改善の時間がかかってしまう
という事になってしまうのです。

そうならないように、神経系の治療は手技道でも非常に重要なのですが、
神経系を麻痺させている原因の多くが
出産時の原遺障害である事がかなり多いです。

具体的には、
①出生時の体重が3500g以上である、
②出産時の陣痛が起きてから生まれるまでの時間が長く、
6時間以上かかっている

この2点のどちらかをもっていらっしゃる方が非常に多いです。


手技道では、この二つの原因として、
①も②も生まれるまでに時間がかなりかかってしまう事により、
お母さんのお腹の中で陣痛を和らげる為にホルモンを分泌するのですが、
それが胎盤を通して生まれる前の赤ちゃんに入ってしまい、
そこから神経系の麻痺につながってしまうのではないかと考えています。

生まれる前から、痛みを感じにくくなってしまうので、
それが普通だと思ってしまうんですよね。
それが長年になり、
さらに痛みを感じにくい体を作ってしまうのです。

もう一つ、今回のテーマでもある菌の影響もあります。

幼少期に溶連菌の感染があった場合には、
その菌が後々まで非常に影響してきます。

1時期、水中出産というのが流行りましたが、
これは生まれた時の赤ちゃんにも菌の感染のリスクが非常に高いです。

菌の感染によって、生まれたばかりの赤ちゃんの死亡例も
出ていますので、注意が必要だと思います。

なぜ菌の影響が後々まで続くかというと、
体内を巡るものは3つあって、

一つは血液(リンパも含む)、これはわかりやすいと思うのですが、
細胞の隅々まで血液が行かないと死んでしまいます。

二つ目にホルモン
これも血液にのって全身に運ばれて様々な機能を担います。

三つ目がです。これは敗血症という病気がありますが、
菌があちこちに巡ってしまって臓器に悪い影響を与え、
最悪の場合、死に至る病気なのですが、
この病気は免疫機能が極端に弱っている人に起こりやすいのです。

という事は、免疫機能が低くなっている時に、
菌が体内にあると血液によってあちこちに運ばれてしまい、
元気な内は大丈夫ですが、免疫機能が下がった時に出てきて
あちこちの臓器に悪さをしてしまう事につながってしまうのです。

先日来院された方で、常に便秘と下痢を繰り返しており、
お腹がいつも張っている感じがして、
アトピーのような症状も出ているという状態でいらした方がいました。

お母様にお聞きするとお風呂場で水中出産のような状態で産まれたという事で、
おそらくその時に菌の感染が起こったのではないかと考えられます。

この事からも菌の影響が後々まで
続いてしまう事がお分かりいただけると思います。

また、子宮筋腫、卵巣嚢腫のコラムでもお話しましたが、
特に女の子の場合、お母様が菌に感染していると、
その子供、お孫さんと3代に渡って菌の感染が疑われます。

あまり知られていない事ですが、それほど菌というのは重要で、
病気の原因の大きな要因を占めているのですね。

菌の対処法としては、
自分自身で免疫能力を上げる事がもちろん重要になってきます。

手技道ではボディトリートメントで、自分の免疫能力を上げるとともに、
菌を体外に出す事も同時に行っています。

また、最近ご紹介させて頂ける、ブラジルの「コパイバ・マリマリ」
も殺菌作用が非常に強い事がわかっていますので、
そちらも非常に有効かと思います。

もし、自分で今の症状が菌にも関係があるかもと思う方は、
ぜひお気軽に聞いていただければと思います。

2017年ももう少しですね。
忘年会での飲み過ぎにも気をつけながら、頑張りましょう。

今回はここまで。

お読みいただき有難うございました。

ではまた。


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