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崇月
2020年2月29日 00:38
何もない空っぽの視界で慌しく探し物どこにあるのと声がして僕は独り振り返る暖かな陽気、少し歪んだ空気違和感を孕んで漂う今年の春は、なんだか違う花粉も急ぎ足で舞い踊る散る、散る、花びらが散る早めの開花に僕は驚くさよならの声は聞こえない季節外れの風にかき消され落ち着ける時を夢に見て二度と戻らない日々手を振る元気も奪われ僕はまた独りきり散る、散る、花びらが散る慌し