繊細さんな僕がやっている「評価されること」との向き合い方

仕事って、評価されることの繰り返しですよね。

僕はUdemyや法人研修の講師をやっているので、講座の満足度、研修のアンケート結果が、毎日数字となって僕を評価します。

僕はこういうのに結構敏感なタイプなので、数字が上がったとか下がったとか、ネガティブなコメントとかを気にして、「評価されること」に疲れてしまう時期がたまにやってきます。

そして今がそういう時期…なので、これまでにいろいろ考えてきたこと、実践してきたことを振り返って、まとめてみようと思いました。

仕事を「評価優先」と「自分優先」に分類する

「気にしすぎ」とよく言われます。
でも完全に気にしないのは無理なので、せめて僕は、「気にする」仕事と「気にしない」仕事を区別しています。

いまは、ビジネスの軸になっている研修事業ではクライアントや受講者からの評価を重視するけれど、その他のSDGs学習サービスやプログラミング学習サービスなどは「自分のやりたいこと」を優先すると決めています。
そして後者の仕事では、ネガティブなフィードバックがあっても、成果が出なくても、気にせず我が道を行くことにしています。

その代わり、評価優先!と決めた仕事に対しては、気にしすぎと言われても徹底的にフィードバックを真に受けるし、評価されなかった時はもちろん落ち込みます。


大事なのは、評価優先と自分優先のバランスだと思います。前者が多いとしんどいし、後者が多いと成果が出ない。

いいバランスで評価を気にする対象を絞り込めると、繊細に気にする性格が強みになったりします。


「評価優先」な仕事は相手に合わせる

とはいえ、評価優先の仕事もできるだけ落ち込みたくありません。
だから僕は、評価優先!と決めた仕事は、徹底的に相手に合わせるようにしています。

たとえば何か資料をつくって、一番気をつかった部分に対して「全然違うから作り直せ!」と言われたとき…

当然落ち込みますが、評価優先と決めているので、何が正しいかとか自分がどうしたいかは無視して、言われた通りにします。


人からのフィードバックに落ち込むのは、自分の考えたことが受け入れられず、自分を否定された気持ちになってしまうからですよね。

それなら、自分優先の仕事は誰から何と言われようと気にしない!と決めたように、評価優先の仕事は自分がどう思おうと相手を優先する!と決めます。

本当は、こういう0 or 1じゃなくて、自分の意見と相手の意見を擦り合わせるべきだし、元気な時はそうすればいい。
でも、ちょっとしんどいな、というときはバッサリ割り切って自分を捨てた方が落ち込まずに済むし仕事も上手くいく!というのが僕の意見です。


たまには逆ギレしてみる

仕事には、直接の相手がいるものといないものがあります。後者はたとえば、消費者一般向けのサービスとか、何かのコンクールとか。
こういうものは、相手の言う通りにするという作戦がむずかしいですね。

ところで、繊細な人が評価に敏感なのは、周りのためにいつも本気で取り組んでいるからだと思っています。たまに手を抜いてやった仕事は評価されなくても意外と平気だったりするんですよね。

だから、評価優先な仕事で本気で頑張って、それでもダメだったとき、僕はもう逆ギレすることにしています!

もちろんキレると言っても、公の場ではなくてひとりごととか、一緒に取り組んだ仲間と一緒に。
この素晴らしさがわからないなんて、見る目がないな!!って。

そして、気がすむまでキレてから、なぜ評価されなかったのかという原因分析をはじめます。もちろんキレるだけではなくて、次にどうするかは考えましょう…

自分の本気が評価されないと動揺しちゃって何もできなくなるので、一旦キレて発散する!まあ、発散方法はひとそれぞれかもしれませんね。


有名人の言葉を思い出す

何の本だったか忘れたけれど、西野亮廣さんのこの話が好きです。

やめるまでは失敗してない。

繊細な我々はとにかく失敗が不安なので、この考え方はいいなと思います。

ちなみに、ご本人の講演を聞きに行ったこともあるのですが、そこで「ネットとかで叩かれたらめちゃくちゃ落ち込みますよ!」と言っていたのが印象的でした。
そうか、周りからはこれほど強メンタルに見えている人でも、実は結構落ち込んでいるんだな…と知った時は、なんだか勇気をもらった気がしました。


あと、ホリエモンも繊細さんとは遠いイメージですが、この話はすごい好きです。

どうせみんな俺のことなんて興味ない。

これも何の本だったかな…怒られたって、失敗したって、僕のことなんてみんな大して気にしていない。自意識過剰かもねと思ってみる。
さっき怒ってた人は、今頃そんなこと忘れてきっと美味しいご飯食べてるから、自分だけ悩み続けるのは無駄って、言っていたのは誰か別の人だったな。



繊細な僕が評価と向き合うために試しているTipsでした。まあ、これを全部やっても、落ち込むときは落ち込みます。

ちなみに僕は、何かの評価を求められた時は、だいたい満点にします。

みんなが、お互いに応援し合う世の中になったらいいなあと思いますよね。

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