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実録:キャリアコンサルタント養成講座レポ

これはもう病気かなと思うのですが、1年に一回ほど「何かにチャレンジしたい病」がむくむくと湧きあがります。これは性分なのでしょうがない。
今年5月、この先10年を考えてふと「キャリアコンサルタント」という仕事があることを知り(とても遅い)チャレンジすることにしました。



なんで?

なんで、キャリアコンサルタントを目指してるんですか?
自問自答もしたし、人からも聞かれます。
簡単に言ってしまえば、離婚してから自分自身が「働き方」に関して迷走してきたから。誰にも相談せず、自分の頭の中だけであれこれ考えてやってみて失敗したりちょっと上手く行ったりしてきた5年間でした。
でも、この5年間にもしも働き方について相談できる人がいたら。相談してもいいんだと知っていたら、この5年間は違ったものになっていたのではないかと思うのです。
私はもう55歳。まだ55歳と言いたいけどもう55歳。
これから先、10年は働きたいし、可能なら20年くらいは働きたい。
ならば働くということにもっと真剣に取り組んでみたいと思った時、同じように迷える大人たちに寄り添える仕事って素敵だなと思ったのでした。


舐めていました

この資格を知って、チャレンジしてみようと思ってから、わずか3日後にはキャリアコンサルタント養成講座に高額な授業料を振り込んでいました。高額です。私にとっては。働きながらチャレンジしている多くの受講生仲間は、教育訓練給付金で50%から70%帰ってくるそうな。羨ましい。
フリーランスの私に国は給付金なんてくれません。
悲しきフリーランス。

しかし、授業料を振り込んだあと自宅に届いた教科書を見て震えました。
勉強が久しぶりなのも相まって、脳がフリーズしました。
「これはやっちまった・・・」
しかし、すでに授業料は振り込み、後には引けません。
55歳の脳が、再び「暗記」という機能を思い出してくれるのか。
不安しかありません。

そしてあれから3ヶ月ほどたった今、さらに「カウンセリング」の実務を学ぶに至ってとんでもないところに足を踏み入れてしまったことに気づき慌てています。

カウンセリングを舐めていました。
意味をわかっていませんでした。

「コーチング」とか「カウンセリング」という言葉は知っていましたが、その手法の奥深さを知れば知るほどできる気がしない。
泣いています。


同級生たち

学科の授業はオンラインで受講していますが、カウンセリングの実務研修は実際に学校へ10回通います。そこには同じように受講生さんたちが集まってこられ、私のクラスは19名の大所帯。日頃自宅で一人で仕事している私にとって、こんなに大勢の人たちと学ぶ機会は貴重です。
緊張とワクワクで初日を迎えてから、現在は後一回を残すところまで来ました。

クラスメートが若い人ばかりだと気後れしちゃうな、とびびっていたのですが、案外同年代の方もたくさんいて安堵しました。
とはいえ、下は20代から30代・40代の男女が集まっています。ヘタをすると一生交われない層の人々と出会えただけでもこの講座に挑戦した甲斐があります。
自分が50代ということを忘れ「同級生」としてお話ししてもらえることが嬉しくて、ただ単純に楽しい!


皆さんの目標

クラスメートの8割はお勤めをされており、現在休職中のかたが数名。フリーランスは私だけです。
皆さん、この資格をどう活かす未来を描いているのかを聞いてみました。
「社内の人事にいるので、そこでの仕事に活かしたい」・・・3名
「後輩の相談に乗ってあげたい」・・・2名
「リタイア後の仕事にできればいいなと思っている」・・・3名
「なんとなく興味があったけど、どう活かせるか未定」・・・2名
「この資格で起業したいと思っている」・・・1名
「この資格を就活に活かしたい」・・・1名
「今は会社員だけど、子供が欲しいので妊娠出産子育てを見据えて会社を辞める選択肢を持ちたい」・・・2名
「副業として」・・・2名

こんな感じです。


私の目標

私はこの資格とFP業務を合わせて、40代以降で働き方や生き方に不安を感じている女性をサポートするための1歩と考えています。
そういう仕事をこの先10年・15年と展開していきたいのです。


取らぬ狸の・・・

と、素敵な夢を語りましたが、そもそもまだ資格を取得できるのかどうかというところにいます。
筆記試験は11月3日。その後、同月内にコンサルティングの実務試験があります。
まずはそこをクリアするのが、今やるべきことですね。

いつものように、見切り発車でスタートした新しい挑戦ですが、動かないよりはいい。そうやってなんとか生きてきた5年間でしたから。間違っていないと信じて進みます。

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