へっぽこ編集者、「ジャンプ」修行中!
挫折の中にも楽しみあり!
はじめまして、新入社員の木田です。2023年の春に入社して、少年ジャンプ編集部に配属されました。去年の11月に『アンデッドアンラック』という連載作品の担当になり、新人仕事に追われながら、マンガのことを勉強する忙しい日々を送っています。
現在、僕の仕事はおもに3つあります。
①次号予告とプレゼントページの作成
②連載作家さんとの毎週の打合せ
③新人賞投稿作品についての打合せ
です。
①は記事のレイアウトや内容を決めるラフ作成がとにかく難しく、上長からなかなか承認されず、毎回「なにも頭に浮かんでこない……」と絶望しています。
②のプロの作家さんとの打合せでは、自分のマンガに対する理解の浅さを痛感するばかりで「俺にはマンガ編集者としての才能はないのでは」と絶望することも。しかし、打合せ中に少しでも疑問に思ったことをお伝えすると、作家さんが丁寧かつ論理的に解説してくださることが多いので、マンガに対する解像度が少しずつ上がっているのも実感しています。
③は新人作家さんへのアドバイスがうまくハマるときもあれば、「間違ったほうにディレクションしてしまったのでは?」ということもあり、手探りの状態でトライ&エラーを繰り返しています。今年こそ自分が担当する新人さんに賞を取ってほしいです。
「ある日のスケジュール」
9:25 起床。大学を二留するぐらいには怠惰なので、限界まで寝ます。
10:00 出社。ラフ作成に取りかかる。
12:00 (ラフが思いつかなかったので)ランチ。
13:00 ラフ作成に取りかかる前にメールを返信。
14:00 覚悟を決めてラフ作成に取りかかる。
17:00 上長にラフを見てもらい、とりあえずダメだということがわかる。
20:00 担当作家さんと夕食を共にしながら打合せ。ラフのことを忘れてマンガの話をできるのでとても楽しいです。
22:00 ラフを諦めて退社。
22:30 帰宅。マンガを読んだり、ゲームをしたりしてリフレッシュ&現実逃避!
24:00 明日の自分がラフを完成させてくれることを期待して就寝。
Free Talk
「緊張を予防する㊙テクニック!」
就活って緊張しますよね。僕も緊張しすぎて、面接ではエミネムぐらい早口でした。そんなときは自分のルーティンをつくると、とても安心できますよ。僕は大阪に住んでいたので、東京での面接の前日は同じホテルの同じ部屋に泊まり、同じごはんを食べてから出かけていました。そうすると不思議と、いつも通りに喋ることができました。素でめちゃくちゃ早口でした。
2025年度定期採用の入社志望書の入力・課題のアップロード締切は、
2024年2月5日(月)13:00です。
ご応募を心よりお待ちしています。