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ウルトラジャンプ編集部の裏側ご案内!

こだわりがい満点、それが月刊青年誌!

こんにちは。ウルトラジャンプ編集部に配属されて約半年が経ちました、新人編集のKです。「ジャンプ」の名を冠する雑誌の中でもひときわ異彩を放つのがここ、ウルトラジャンプ。集英社で唯一の「月刊青年」マンガ誌の現場、ちょっと覗いていきませんか?

編集部フロアのエレベーター前
黄金を求めて奇妙な冒険が始まりそう

さて、私のおもな仕事内容は大きく分けて4つあります。 ①連載作品の進行管理、②担当作家さんとの打ち合わせ、③新人賞応募・持ち込みの対応、④次号予告やコミックス告知などの記事ページ作成。
1年目の新人のうちから本誌・コミックスの内容に直接かかわる業務をこれほど任せてもらえる環境は、そうそうないと感じています。どんな1ページを作りたいか……自分の想像力を振り絞って、作家さんやデザイナーさんと打合せを重ねる日々です。

意外とデスクは綺麗なタイプ


「ある日のスケジュール」

  • 12:00 出社。メール返信から一日が始まります。

  • 13:00 昼食をとりつつ、ネームを確認。持ち込みの予約にも対応します。

ほかにも、全国各地のイベントや学校に出張して
持ち込みを受けることも
  • 14:00 担当作家との打合せ。ネームをしっかり読み込んで、もっと面白くするにはどうすればよいか、言語化できるようにイメトレをしてから臨みます。

(伝われ……伝われ……!)
  • 17:00 締切が近い記事ページのラフを作成します。良いアイデアが浮かばず、先輩にアドバイスをもらうこともしばしば。


形になってきた次号予告のラフ
これをデザイナーさんに送ります
  • 19:00 再びネーム読み。編集部会議が近づいている週は、新連載や読切、新人賞の候補作を大量に読みます。

  • 21:00 退社。刊行ペースが比較的緩やかなので、各作業の時間を調節しやすいのは、月刊誌の良いところですね。


Free Talk

「生活は本棚に出がち?」

人文学系の硬い書籍を読むことが多かった学生時代。ですが最近は、マンガや映画、小説など創作物にまつわる書籍の割合も増え始めています。帰宅して本棚を眺めると、マンガ編集者になりつつある自分の変化を感じます。

積んだり崩したり、棚がきしんだり