雜談「ナイツ塙氏のYouTubeはイマイチと思うが、本は面白いのか。」

今、ナイツ塙さんの本を3冊読み漁っている。

早く最新刊の「劇場舎人」も読みたい。

何故にこんなにも読みたがっているのかというと

全部塙さんの書いた本は読む価値がある事を早く色んな人に伝えたいからだ。

前回は漫才と野球のしあわせな関係を紹介した。

その次の日に「ぼやいて聞いて。」と「静夫さんと僕」を並行して読んでいる。

前回は「野球」、今は「お義父さん」「ぼやき」をテーマ本を読んでいるのだが

「静夫さんと僕」は「静夫さん」という人に振り回される塙さんの姿。

もう一つは色んなテーマに関して持論を展開する塙さんである。

まだどちらも双方途中までなので読んだ部分だけ軽く紹介すると

「ギギギ・・・」と変なゲラ笑いする静夫さん。

結婚の挨拶なりリクルートスーツ姿の塙さんを見て「ギギギ」と笑う。

初対面の塙さんは何故静夫さんに笑われているかわからない。

ずっと「ギギギ」と笑う静夫さん。

「あの結婚してもいいでしょうか。」と聞くと

すぐに静夫さんは「あ、どうぞどうぞ。」と言って

あっさりと静夫は結婚を認めた所から変なお義父さんとの生活がスタートする話だ。

一方、「ぼやいて聞いて。」では人間関係のボヤキからスタートする。

自分は色んな人を怒らせてきた話から始まり

中学時代にモスピーのモノマネで芸人になろうと志した塙さんは

高校時代に佐賀の方言と戦いながらもここでも笑いを取ろうと同級生をいじって笑いを取ろうとしたら

ある日体育館の裏に呼び出されボコボコにされた話から始まる。

ここで少し話はズレるがこの文章を読んだ時

この人は何度も「人をいじってボコボコにされてる」事に気付かされる。

高校時代もミーナのドッキリ事件でも塙さんはボコボコになっている。

人間関係ではつるまない論が展開される。

なんでそうなるのと思う方はすぐに本を買った方が良いかもしれない。

「静夫さんと僕」に関しては読んでる途中だが「即映画化」されてもおかしくないお話ばかりだった。

「笑って」「泣けて」「日常が日常でない」感じがいいなと思う。

改めて「野球と漫才のしあわせな関係」「ぼやいて聞いて」「静夫さんと僕」はオススメします。

僕がここまで絶賛する事はないので何ならポップを書いて紹介したい位です。

それぐらい「あれは〜」と「これは〜」と書けるかと思います。

そう考えると「YouTube」はなんでダメなのかなと思ったのですが

ひとつ理由としては「チャンネル全体がゴチャゴチャしてる。」他

本では「色んな登場人物に塙さんがかき回される」面白さがある一方

YouTubeではそういう部分がなかなか目立たない。

やはり前々回のnoteにも書いたのですが

「塙さんはもっと体を張った方がいいな」

と思うし。

どの動画を見ても『後輩よりも体を張るポジションにいた方がいいな』と感じる。

これはあくまでも持論ですが『上の立場』になればなるほど『体を張った方がいい』。

ドリフターズでもリーダーのいかりや長介さんが

色んなコントで他のメンバーに『粉まみれ』にされたり『バカ兄弟』でバカメイクになるから

絵になるんであって

「上の立場の人」ほどイジられ続けなければエンタメにならない。

逆に「上の立場」の人になればなるほど「下の立場」をイジるというのは

世間から映る印象は

『あ、この人自分が売れてるからって売れない人にあーだこーだ無茶ぶりしてるんだ。』

と塙さんの印象が悪くなる。

だから、自分が今読んでる2冊は

何故に塙さんの印象が良いのかというと

「静夫さん」であったり、「言葉」や「人間関係」というテーマに振り回されるから

「塙さん」という人が生きるのかなと思いまして

今後どんなYouTubeを撮るのか知りませんが

涼しい顔した「会長塙宣之」はもう散々見てきたので

「塙さんは率先してもっと汗かいて恥をかいてほしい」

なと思いました。

それこそ学校内を大爆発させた「モスビーのものまね」だと思いますんで

「お前ら、これくらいやらなきゃ駄目だろ」と自らシカゴの女に化けるくらいやって欲しい気はしました。はい。





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