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からだの声に耳をすませば 生き方が変わる~簡単!やってみてステップ

|インスピライフエッセイ|心とからだの健康|
からだは、あなたの魂が叫んでいる痛みを代弁してくれている

「からだの声に耳をすませば人生が変わる」
ノートルダム清心女子大学名誉教授・理学博士
保坂邦夫氏の共著「新時代における心身の癒し方」
「からだという神様」より


はじめに 乳房再建と後悔

私が、乳がん手術後に、なんとなくやり始めたことは、これ、
「からだとお話」することでした。

誰から教わったわけではなかったのですが、
「がんになっちゃうなんて、わたし、からだに悪いことしちゃったな。」

と、当時からそんな風に感じていたのです。

からだの、他のどこにも傷なんてなかったのに、乳がんです、と告知されてから数年の間に、胸も背中も手術跡を作ってしまった。

20年以上過ぎれば、すでに傷の赤みなどなく、つるつるできれいなものですけど、乳がんになっただけでも死ぬかもよ、と言われているのに、「見てくれ」を気にしていたのです。

その「見てくれ」を埋めるために、もっとからだに負担の大きい再建手術をうけて、しかも感染症になって、本当に死ぬところに追い込んでしまいました。

とはいえ、まだ30歳前後の出来事。
恋人ができたら、なんと言って説明したらいいのだろう、とか、そんなこともよぎります。

クオリティオブライフ(QOL)、生活の質の向上が提唱され出していたころに、欠けてしまったからだの一部を補えるのなら、飛び込んでみたいとおもいますよね。

実際、死ぬ目に合いましたけれど、こうして健康的な考えと、不調を乗り越えた先に、すっかり胸に定着した「リカバリーブレスト(再建乳房)」を眺めると、その判断は間違っていなかったな、と思います。

いまはとても愛おしいものです。


オッパイの再建手術で感染症に!キャンサーズギフト
私の半世紀 前編
生死の際を見たインスピライフエピソードはこちらから読めます↓↓


この「からだという神様」の本は、物理学からみた「あの世」と「この世」の境についてなど、考察が著してあって、私がなんとなく感じる感覚が言語化されて、なるほど!と、とっかかりをくれました。

もちろん、きっかり解明されるよりは、「全く不思議なものですね~」などと締めくくられた方が、優しい感じがしますが。

その中で、「からだの声に耳をすませる」と提唱があって、私が長年やってきたことにお墨付きをいただいたようで嬉しかったです(笑)


からだの声に耳をすませることの重要性

近年心身を病む人に対して、その症状だけのアプローチでは、なかなか対処しきれないという、現象が起きていると言えます。
・・・なぜかというと、からだへの「感謝」が足りないからです。

しかも、「心身一元」という感覚を(基から)内側に持っていないので、自分の思いが影響してさまざまな症状が起きていることは、とうてい気づけないわけです。


参考:からだという神様 


からだと心のつながり


そのわかりやすい表現として、車の運転に例えていて、私も、よく車に例えるので、わたしの言葉で話すと、

からだという車の運転をしているのは自分(意識、心、魂)だから、その車のメンテナンスをしないで、故障に気づかず、または、気づいているのに、直さないままアクセルを踏み続けたらどうなりますか?

エンジンにトラブルが起きて、エンストするか、音が鳴りだしたりします。
タイヤがパンクしたり、オイルが漏れたり。

からだも同じで、モノに例えると、おのずと病気を招くことは明らかだとわかります。

運転手は、自分の行動を広げてくれて、俊足に働いてくれる車に故障を回避する責任があるのです。

からだも同じで、活動前、活動後は不具合がないか、労わることが、いち早く痛みに気づいてあげられる、最善のコミュニケーションなのです。

どうすればからだの声を聴けるのか?


心とからだはつながってます。
自分の意識や心、魂が運転手であるなら、車はからだである肉体です。

では、どうしたら、からだの声を聴くことができるのでしょう。


一番手っ取り早いのは
「静かな環境で、静かに、じーーっとしている、「ふたり」だけの時間を作ること」です。

「ふたり」は「心身一元」、心とからだの「ふたり」です。

その間には、スマホも、テレビもテーブルもありません。
「ふたり」で寄り添うのです。

*肉体はひとつで、心は魂、意識、無意識…と何層かがあるのですが、ここではひとつの心としました。

瞑想なんて知りませんでした 

私はの前職は、深夜の仕事のソムリエバーテンダーでした。
帰宅したら、夜の負荷もかかりクタクタです。
その上、からだのあちこちが痛いし、冷えるし、最悪の状態をすごしていました。

加えて、お金のこと(今日はヒマだった!とか)、人員の事、
予約の企画、など、帰ってきて終わり、ではない考えがたくさん浮かんできます。

そんな中でも、化粧を落として、寝間着に着替えたら、じーっとする時間を取ります。
必ず取ります。

いつから始めたかは覚えていませんが、閉業して、体調がそう悪くない今でも、日課になっています。20年以上です。

あとから、「瞑想」の一種ということを知りました^^;
瞑想の素人、オリジナル時短版です。

簡単です。きっとあなたも疲れているので、目を閉じたとたんに、寝落ちしてしまうでしょうが(笑)気にしないでやれるところを気分よく続けてみてください。

簡単!心とからだの会話に導くファーストステップ

1. 静かな環境を作る
2. 床に座り、リラックスする
3. 目を閉じて、深呼吸をする
4. 手や首を優しくほぐしてさする
5. 心の声に耳を傾ける
6. からだに感謝の気持ちを伝える

私が、なんとなくやり続けてこられたのは、あまりきっかりした方法に囚われなかったからだと思います。
イメージの参考にされて、自分流を作ってみてください。

ではひとつづつお話しますね。


心の声を聴く準備

1.静かな環境を作る

もう寝るだけになったら、部屋の明かりはスタンドくらいにして、暗いほうがよいです。日中なら、カーテンを閉めた方が良いです。

蛍光灯や陽の明るさは、交感神経を活発にします。

目を閉じても、活発にさせるための波動を発しているのです。
昨今の昼夜があいまいな生活環境でしたら、意識して、昼と夜を作ることが大切です。
ずっと興奮状態が続いて、心の声がきこえない環境で過ごすことになります。

心や魂、内なる心は「静かなところ」に身をおくと、ひょっこり声を上げてくれます
神社や自然イはンスピレーションが湧きやすく、気が澄むのと同じです。

2. 床に座り、リラックスする

それで、
床にあぐらをかいてペタリと座って、
目をつむり、
胸の前で手を組んでぐるぐる回したり、
片腕ずつ揉んだりさすったり、

「今日もどーもね」
と、協力者に声をかけるような感覚でほぐしていきます。

3. 手や首を優しくさすって、ほぐしていく


同時に、頭の重さにゆだねて、ゆっくり首を前後、左右に呼吸に合わせてくり返し傾け、ほぐれてきたらゆっくり回します。
注)手も首も痛みのある方は、無理しないでください。

よく働いてくれた手と頭と、頭を支えてくれて、神経が綿密に束ねられている首に「どーもどーも」と。


4. 目を閉じて、呼吸はからだに任せる


呼吸は、からだに任せてください。
意識してする深呼吸も大切ですが、ペタっと座って、目をつぶりながら、からだをさすることは、気分の良いものだな、と感じることが先です。

からだが、自然と空気を欲したり、穏やかになったりするので、「どうして欲しいか」ということに意識を向けてください。
深く吸いたくなったら、そのペースや深さもからだに任せます。
肺いっぱいに欲することもあります。
静かに細かくしていることもあります。

からだの動きの意志をくみ取ってあげてください。
からだファーストのひと時です。


5. 心の声に耳を傾ける。悩みが浮かんだ時の対処法


そうしていたら、いろんな出来事が頭に浮かんできます。
今日起きたこと、昔、起きたこと、問わず出てきます。

その時、今の悩みが出て来たら、その問題に深くフォーカスしないで、ください。
まるで、友人の悩みを聞いているように、浮かんでいるままを感じて、
声をかけてあげてください。
「ま、なんとかなる」と。

グジャグジャ言い出しても、「なんとかなるって~」と繰り返します
そのうち、眠気が来たら、
「明日は、なんとかなってるさ!よくやった、よくやった!」
と友人の肩を抱きしめるようにたたんでいきます。

親友や部下が落ち込む姿があったら、根拠がなくても、理不尽なことでも「よくやったよ、あの時、よくこらえたな」などと認めて声掛けしますよね。それと同じです。

過剰に励ますこともよろしくなくて、どういう言葉をかけられたら、今の自分は落ち着くかな、と、自分のことを想像して、言葉をかけてください。

そして、先が、見えてなくても「どうにかなる」と締めくくって眠りについてください。
「どうしよう…」などと、明日につながる言葉で終わらせてはいけません。

他人のことは、親身に考えて優しい言葉をかけられるのに、自分には厳しい言葉しかかけないという方が、実はとても多いのです。

しかも、そのことに気づいていないために、その厳しさのとおりに、厳しい現実に遭遇することが多くなってしまうのです。

自分にこそ優しい、気の利いた言葉をかけてくださいね^^

6. からだに感謝の気持ちを伝える

そして、もちろん、さすっていたからだにも「ありがとう」と声をかけます。
ベットに入ったら「今日もありがとう、あしたもよろしくお願いします」
と、まるで退社時間にあいさつして別れるように。

特別な言葉でなくて良いのです。
あなたの本来のやさしい言葉で良いのです。

15分くらいすぐ経ちますので、まず、すわって、リラックスできる習慣を作ってみてください。

*専門的に書かれている本もたくさんありますので、自分の居心地の良いやり方や言葉を工夫してみてください。
私のブログでもまた、自分の体験をもとに続きのステップをテーマにして書きますね。

結び 潜在意識とつながる時間

この、二人時間を作る行為は、まさに、潜在意識とつながることです。
からだは、「やっと、わたしを向いてくれた!」とよろこびます。
その喜びが、あなたの持つ自然治癒力をパワーアップしてくれる源なのです。

愛しい人のためなら、生き方を変えることもできる!
そんな情熱が芽生えたら、しめたものです!

わたしは、この、寝る前の時間が大好きで、なかなかベットに入らず、そのまま床に寝落ちしてしまうこともあります(;'∀') 手も足も腰も、お尻もさすって、そうすると良く眠れるのです。

まずは、寝る前に、床にペタっと座って、リラックスするところから始めてみてくださいね。

終わりに

私は、こうして、自分のからだと話し、どうすることが、お互いにとって
痛みなく健康的に、豊かな気持ちで暮らせるのかと問い続けてきました。

キラキラ✨しながら、引き寄せ~!とおっしゃってる方もおりますが、病気になるほど固まった深層意識を変えて、すぐにそこに行けるのか、というとその前に立ちはだかる生活習慣や家族環境。

そうそう変えられないのではないでしょうか。
私は仕事に追われる生活を変えるのに、20年以上かかりました。

時には、くり返し難題がおきて、自分がどこを目指していいのか、分からない出来事もたくさん体験しました。

ですが、どんな時も、偶然やご縁がつながっている、小さな引き寄せにきづいて、それを積み上げていくことで変化をしているのです。

意志があれば、変わっていきます。
潜在意識のすごいところはそういう力があるところです。

何年かかったとしても、「あの時より、ずっといい!」
将来、そう感じるところに行けるかは、今日からあなたがどう自分と向き合うかです。

考えることは、お金がかからないし、無限です。
心とからだが仲良しだったら、可能です。

まず、健康で、にこやかに暮らしている自分を想像してください。
決して、点滴を受けている自分を想像してはいけません。

今がそうであっても、です。

最後までお読みいただきありがとうございました^^


オッパイの再建手術で感染症に!キャンサーズギフト
生死の際を見たインスピライフエピソード
私の半世紀 (前編)はこちらから読めます↓↓




















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