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指導に〇〇を使いません。

最近のクライアント様で、ウェストを−3,5cmを1回のセッションで達成しました。

85cm
815cm


その中で行ったのが、
ガッツリな体幹トレーニング?有酸素運動?
ではありません。これらを行うのに大切な[下準備]を徹底的に行いました。

具体的に行ったのは、

【苦手な動きの確認と学習】

です。徹底的に。かつ超丁寧に。

セラピスト、トレーナー、医療従事者って良くも悪くも勤勉な方が多いです。
悪いことではないですね。
それが仇になってしまうことがあります。

【専門用語を並べて、俺できるんだぜ!】
というアピールをすること。

これが超危険。怪我をさせてしまうリスクだってあります。
これで思うような結果が出るのならいいと思いますが、、、、
自分が分かっているから、お客様も分かる!
この考えを一切抜きにしましょう。

多分自動車屋さんに行って、
・エンジンの〇〇が、、、、
・エアコンの冷却水の▲▲が、、、

って言われても、100%理解できなくないですか?
人間の体もそれと一緒です。

なので、専門用語は極力使わないこと。

これ大事です。私は超意識しています。
でも、このワード、この動きをちゃんと理解してもらいたい!そのほうが効果が出る!
という場合は別です。

・そのワードがどういう意味を成すのか
・トレーナーとお客様で理解の乖離がないか
・それが分かるまで指導ができているか

これが必須条件。

今回の私のお客さまの場合は、
【骨盤】と【胸椎】
がどこに存在して、どんな動きがあるのか。

これを再認識しました。
その後に簡単なトレーニングをしたら、今回のような変化が出た!
という流れです。

つまり無闇なトレーニングよりかは、どこが動いて、何を目的にやっているか。
を伝えた方が効果は出やすいよ!っていうことです。

なんとも当たり前な話になりましたが、
トレーニングにある[意識性の原則]
の究極に当たるのではないでしょうか。

意外とお客様と我々の【知ってる!】
の認識がずれていることが思うような結果が繋がらない原因にもなります。

この人の話ってなんか難しい・・・・と思った場合は、専門用語が多めかも知れませんね。

感覚だけじゃなくて、ちゃんと知識を噛み砕いて伝えられる丁寧さもトレーナーには必要です★


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