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やがて春が来る
僕たちの希望を乗せて
凍てついた夜を溶かす

明日を恐れ逃げ出した
変わることが怖くなって

ふと見上げた桜の木の先
誰かに似た小さな蕾
君はまだ待っているのだろうか
来るはずもない春を

手を伸ばせども届かない
諦めた方が楽なのに
だけど君は待ち続ける
花が咲くその時まで ずっと

蕾 眩しくて  
僕の心まで溶かす光
蕾 叱ってくれ 
弱い心を慰める 小さな光

優しい陽射しに街は彩る
新たな始まりに心を躍らせる人々

僕はただ独り
指を立てることしかできなくて
そんな自分が悲しくて
そんな自分が虚しくて

ふと見上げた 桜の木の先
誰かに似た 小さな蕾
君は今も待っている
花が咲くその時を

蕾 眩しくて  
僕の心まで 溶かす光
蕾 叱ってくれ 
弱い心を慰める 小さな光

そして春が来る
人々の希望を乗せて
殿しんがりの花は 
大きな夢を咲かす

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過去作のリメイクです。
やっと立春を迎えましたね、お花見が楽しみです。

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