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就活の時、併願していた他業界について

あけましておめでとうございます。鬱就活です。

本日は、私が就活の時に受けていた業界についてお伝えしたいと思います。
志望する業界がかなり狭いなと思う方やこれから就活を始めていく上で、どんな業界を受けたら良いかわからない方へ、職業の選択肢を広げる記事になれば幸いです。

1.コンサルティング業界

私が、第一志望群として受けていたのは、コンサルティング業界でした。
コンサルティングとは、一般的には第三者の立場から会社の経営方針や新規事業立案、M&Aや財務・経理・人事のアドバイザリーなどを行うお仕事を指します。
簡単に言えば、経営周りの専門家として顧客企業の相談役となり、アドバイスや提案、提案した内容を実行する際のサポートを行う仕事と言えるでしょう。
当時は、企業の中(事業会社の一員として)の目線だけだと、経営やプロジェクトを進めていく上で見えないことがあると思っていて、全体を俯瞰するには外部の団体に所属するのが良いのではないかと考えていたため志望していました。
裏の理由としては、ビジネスについての理解が甘い自覚があったので、実際に企業の経営に対して上流から中流あたりの工程の理解を深めて、ゆくゆくは事業会社にでも転職しようと思っていました。
結果として、コンサルティングファームへ入社を決意するわけですが、就職前後で今のところは間違った判断ではなかったと考えています。
具体的には、仕事を通じて、少しずつではありますがビジネスを行う上で求められる、数字的感覚や論理的思考力を鍛えることができている他、PCスキルや専門領域の知識の獲得、提案力や雑用をテキパキこなす力も養えていると思います。
また所謂Big4みたいな総合コンサルティングファームというよりかは、特定の領域に絞ったファームに入社したので、PMOで事務作業を淡々とこなす高級派遣社員となったり、アベイラブルという名の無職期間に突入することはなかったのも良かったと思います。
ただ入社後のギャップとしては、事業テーマとして少し公共性や社会貢献性が高い分野のコンサルティングを志望していたので求められる数値的目標(売上目標等)は緩いかなとか甘いこと考えていたのですが、そんなことはなくかなり幅広い案件に割り振られてアップアップしているというのがあります。
個人的には、何となく志望するのではなく、入社後のキャリアパスも含めて具体的に考えられる人でないとオススメできない業界だなあと思います。

2.金融専門職

メガバンクの職種別採用や損保・生保の資産運用部門やアクチュアリー部門、アセマネ 会社を私は併願して受けていました。
資産運用部門は、簡単に言えば、お客様から頂いた保険金や預貯金の一部を元手に裏で資産運用し、お金を増やす仕事です。
アクチュアリーは、損保数理士・年金数理士といって、保険料の算定を統計的に行う仕事です。(ぶっちゃけて言えば、保険会社が儲かるように保険料の調整を数学的知識を用いて行う人です。)
何となく資産運用に関心があったのが主な理由ですが、アクチュアリーに関しては、大学で統計の絡む経済学を勉強していたので、統計学的知識を用いた仕事にも関心があったというのが大きな理由です。
個人的に金融専門職は、転勤がなく(基本的に本社勤務)デスクワークが中心であるのが魅力的だと思っていました。
ただし決してホワイトな雰囲気ではなく、残業時間は多い傾向にあると思います。(金融は基本本社勤務の人の方が残業時間多いです。)
また理系の院生等も多く、頭が良い人が多いので何となくで受かる業界ではないでしょう。正直私立文系学部卒の私にとって無茶な選択だったなと思います。
(意外とインターンは通過したので、関心ある方いたらまずはインターンから参加されると良いでしょう。)

3.SIer

システムインテグレーターも受けました。
システムインテグレーターは、情報技術を活用したシステムの開発・導入・保守を行う人だそうです。(正直業界理解はそんなしていません。)
コンサルティング業界の中にはSIerの業務と近しい業務を行うファーム(企業)があることや N○Tデー○がホワイトという噂を聞いて、完全なミーハーの一人として選考を受けていました。
(実際上記企業に行った人は、週三のリモート勤務で幸せ太りしてました。)
野○総研とN○Tデー○が二大巨頭ですが、カラーは全く異なります。
野○はガツガツ働く社風で業界トップの高給取りですが、N○Tは比較的まったりしていてそこそこの待遇という印象です。
N○Tは、早慶だと割と簡単に早期ルートに乗れたりするので、該当学生は積極的に参加しましょうね。
野○はミーハーで受ける学生が多いので面接にてキチンと企業理解を求められる傾向にあります。ただ対策は比較的容易なので受ける方は怠らずにやりましょう。
それ以外のSIerはあまり見ませんでした。

4.その他

正直、1~3以外ならどこでもいいとか考えてたので、有名な日系企業にESを出しては面接で落とされてました。
基本的に二次面接あたりで志望理由が薄いことがバレて落とされるパターンが多かったです。
面接の練習にはなるかもしれませんが、時間の無駄なのであまり本命と被らない事業領域の企業を名前だけで受けるのはやめましょう。

何だか徒然なるままに就活の思い出を書いただけになってしまった気もしますが、誰かのお役に立てたら幸いです。
私が過去に書いたESや資格試験の受験体験記等もぜひ読んでください。

明日からの労働を考えると本当に鬱ですが、死なない程度に頑張りましょう。


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