腕試しのつもりでいるよ #noteのつづけ方

タグ企画見つけたので参加してみます。
そしてまた、ヤマシタマサトシさんの記事がすでに的確で、私の伝えたいこと全部入ってるー！　くらいの気持ちです。

が、noteユーザーの数だけ、書きたい動機も続けにくい理由もあるはず。
誰かの参考になればいいなと願いながら、いちユーザーとしての私の体感を記事にしてみます。

ヤマシタさんが挙げていた、以下の三つの動機のいずれかを持っている人がnoteで記事を書くように思います。

1.達成動機
2.失敗回避動機
3.親和動機

私は1の達成動機が、書き始めた理由として最も大きいものでした。
「過去に二年間、プレイしていたゲームの話題を中心に毎日Ｗｅｂで日記を書いていた時期がある。あの時のような若さとパワーはないけど、どこまで書き続けられるかな」と考えた好奇心がそれでした。

書き続けることでnoteユーザーさんと交流できたらラッキー、という3の親和動機もありましたが、これはオプション。現在連続投稿は二百二十日を越えています。
体調の悪い時は無理をせず「記事休みまーす！」と呟きだけにしてもいい、と決めているのでメンタルを追い詰めることもありません。

動機に対して、どれくらい達成されたり反応があったりしたら満足なのか。意外とこれに気づけない人も多いように感じます。
それの最たるものが、先日ネットで見かけた「絵師さんに表紙を頼んだ話」でした。
（現在は削除され閲覧不可になっています）

小説書きの人が自身の小説の表紙を絵描きの人に描いてもらった話なのですが、小説書きさんから「作中のこのシーンのイメージで」といった指定は特にされていなかった様子。なのに仕上がってきた絵に対し「ハッピーエンドなのにハッピーな感じではない」と依頼者は不満な様子で、色々と情報や意思の疎通が足りなさが見てとれます。

依頼を出した小説書きさんの求めるものが、自分から指示をしなくても私の理想通りのイメージイラストを描いてくれる人だったのなら、そりゃ無理ですよとしか言いようがありません。
「料理屋に行ったけども注文をしなかったら食べたい料理が出てこなかった、私はカツカレーが食べたかったんだけどな……って待ってるだけみたいな話だ」と評されたネットでの例えを見て頷いてしまいました。

自分が行う活動に対してどんな反応が得られ、どういった実績になるか。
反応や実績に満足できなかった場合はどうしたらいいのか。
ユーザーひとりの裁量で変わる結果に対しての見極めがしっかり出来ないと、けっこう苦しいことになるのが創作活動です。

私が幸いだったのは、自分の能力に一切の期待をせずにゼロベースから書き始めたこと。
二次創作を中心とした小説はそれなりに経験がありましたが、オタク要素の薄いプラットフォームでエッセイを書くのは初めて。ためになるノウハウを提供できるわけでもなし、そりゃ空気が合わなかったり反応がなくても仕方ないべさ、と割り切ってのスタートでした。

公開された場で記事を書いているけれど、誰かが見にきてくれて評価をもらうのは副産物。
主目的は「継続してネタをひねり出し体裁を整えた文章を投稿する習慣をつけること」「それを仮に半年や一年達成できたなら、自分の胆力と認めて褒める材料にする」でした。

去年の十二月頃には、他のユーザーさんのように上手く文章が書けないと記事に弱音も書いていました。
が、現在はその状態を脱し、書きたいことに沿ってテキストを組み立てる力が身についてきています。

予想外に嬉しかったのは、特定の言い回しを多用してしまう自分の悪いくせに気づけたこと。
過去に書いた小説で単語検索したら、やっぱりその表現が頻発していて頭を抱えました！　今後気を付けます！
（ただし、この事を旦那に伝えたところ「少しくらい同じフレーズが出て来ても、それはその人の文章の特徴だと思うから俺はあんまり気にしないけどね？」とのことでした。そういう意見も有難いものです）

自らの成長を認めた上で、次はこういう文が書けるようになりたいかも、と新しく目標を定めてまた記事を書く。
努力や成長が認められて収入に繋がれば嬉しいですが、そうすると継続して「面白くためになるもの」を生み出す必要性も生じます。
それが出来るようになるにはまだまだ技量も体力も足りないので、文章の腕試しをこれからもnoteで続けたいのです。

あなたがnoteで楽しめるポイントは何ですか。
楽しいことを続けた先に、何が起こりそうだと期待できますか。
noteがこれからも、みんなが面白さを感じられる場所であればいいなと願っています。

他にも何か読んでみたいなと思った方は、よければこちらをどうぞ。

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