『宝石の国』考察(中編)
中編です。
前回の最後に「後編へ続く」と書いておきながら、とても2本には収まらないと思ったので訂正して3部構成(とりあえず)です。
前編の最後の1行も直しておきました。
イメージの圧倒的豊かさこの作品は一枚絵の完成度が高いと前編で書きました。
シンメトリックな構図、繊細な描写、キャラクターたちの美しいフォルム、モノクロなのに「色彩豊か」と言いたくなるような光と影の鮮やかな捉え方。どれも非常に見事であり、作者もそんなイラストレーション的な表現を意識して描いているのでしょう、各