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人生という映画 (Life is movie)
空港に行くと何か心が踊るんだよな。
先日島の小さな空港で働く機会が1日だけあった。
空港出発口のロビーでの清掃員としての仕事だ。
その日はブリスベンからの飛行機が2便という行程だった。僕は待合室の椅子をひたすらアルコールで消毒するという内容の仕事をしていた。正直意味があるのなかなと思いながら時間の経過を待ちながら人間観察を始めた。
飛行機の出発時間が近づくにつれて空港内には人がたくさん集まり出した。そこには子供づれの夫婦や新婚旅行できたカップル。友達と束の間の休日を過ごした人。一人旅を楽しんだ人。そこには十人十色のヒューマンドラマがあったのだ。
彼らの楽しかったが少し疲れが見えるような表情を見ると、有意義な時間を過ごしたんだろうなということが安易に想像できた。
そのなことを思いながら僕は僕の仕事である空港の清掃員というエキストラを演じていることに気づいた。
自分自身を認識している自分自身と、それを演じることで僕は僕ではない誰かを外の世界で演じている。(清掃員)
なんかよくわからないけどすごく面白い感覚だ。
もしかしたら彼らにはイケメンが働いてると思われたかもしれない。笑 もしかしたら何だあの髭は清潔感がないななんて思われていたかもしれない。笑
そんなことはどうでもいいんだけど、一人一人が見ている世界は異なるわけで、その中で化学反応のようなことが起きて面白いことに発展したりする。常にユーモアを忘れずに日々生活していきたいな改めて思った出来事でもあった。
最後に誰も一人では生きていけないし、思いやりを持ちながら世界中の人が平和にその人の幸せを表現して豊かな1日を送って欲しいなとふと思ったので9月の始まりに文章を書いた。
今日も良い1日を。SHU
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