個人アプリ開発、試行錯誤の記録 10 〜想定外のマネタイズ／プロセスエコノミー？

このシリーズの第1回で、『収益は楽しみとして気にはするけど、第一優先ではない』と書いたが、意外なところでマネタイズできているという話。

（全然ダウンロードされないアプリをつくってます）

アプリの「直接の」収益

弊アプリのSomatoでは、マネタイズポイントとして、広告と、アプリ内課金の買い切りアイテム（広告非表示）とがある。

広告収益は、今確認したところ7月の1ヶ月間で

33.40円

だった。

3,340円ではなくて、33円。

バナーの収益があるのに表示回数が0回となっており、広告SDK側（アドフリくん）で何かバグってるのではと思って問い合わせをしているのだけど先方もあまりよくわからないっぽい。しかしまぁアクティブユーザー数からいってこれがすぐに10倍になることはなさそうだし、10倍になってもたかが知れている...

アプリ内課金の方は、今までのトータルで

$11.81

だった。過去5週間でみると $5.44 。

まぁつまり、アプリ自体は全然儲かっていない。

想定外の収益

試行錯誤の過程を記録していこうと、もともとメモ用にやっていた定期購読マガジンでこのシリーズをはじめたところ、如実に購読者が増え始めた。

DLされないアプリについて試行錯誤する過程をnoteに書き始めたら、目に見えて定期購読者が増えている。アプリ内課金はまだトータル2回しか売れてないのにストーリーの方が売れる。これがプロセスエコノミーか...！ https://t.co/2u6ABm5xjg

— Shuichi Tsutsumi (@shu223) June 29, 2021

月額400円でしかないが、サブスクである。上述したように買い切りの課金アイテムすらなかなか売れない（そもそも無料アプリをDLしてもらえない）中で、それについて記事を書いてたらサブスクアイテムが売れるようになった、というのは想定外だった。

6/26にこのシリーズを始めて、7/29あたりまでほぼこのシリーズだけを書いていた（1記事だけ技術記事を書いた）のだが、その期間に増えた購読者数は、