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地域プレイヤーの小規模な新規出店、資金調達手段は一択です!【資金調達シリーズ④】

 皆さまこんにちは。約6か月ぶりの、資金調達シリーズの更新です。

 2023年8月、稲とアガベは、蔵のすぐ目の前の建物の一部をリノベしてラーメン屋を開業しました。その名も男鹿塩ラーメン「おがや」。なんと「一風堂」を運営する㈱力の源ホールディングスさんからのメニュー監修を受けるという素晴らしい縁に恵まれ、開業にこぎつけました。

(※ 上記記事では7/18オープン予定とありますが、秋田県で発生した豪雨災害の影響を受け、8月頭にオープンを延期しました。なお、男鹿市も豪雨の影響で数日間断水していました。)

  • いくらくらいかかったのか?

  • どうやって資金調達したのか?

  • どの金融機関の何の資金を使ったのか。

 本記事では、そんなテイストで書いていきます。

 そもそもが資金調達をした2023年7月というタイミングは、資金調達シリーズ②(下記リンク参照)と同様に、まだ創業赤字の決算しかない状況でのものになります。
 が、今回の記事はシリーズ②と違って、ある程度の再現性がある手法だと思っています。地域密着型のプレイヤーには、是非知って欲しい手法です。

 なお、元々の構想では「なんで酒蔵がラーメン店をやりはじめたのか?(前提)」という項目もあったのですが、あるきっかけがありこれは別の記事にまとめました。気になる方はまずは以下の記事をご覧ください。(※ 無料記事です)


1.ラーメン店開業にいくらかかったか

 資金調達の前提として、まずはラーメン店開業に当たっていくらかかったかをお話ししましょう。

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