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マイ 恩師 イズ フォーエバー

#忘れられない先生

というタグを見つけた。
碌な学生時代を過ごせてない人生なんだが、有難い事に小中高とそれぞれ恩師にあたる人物がいる。

いや、小学に関しては恩師というよりどの学年の時も担任がめちゃくちゃ良い人ばかりだった。

小さい頃から分からない事をそのままにしておくのが嫌いで、何かあればすぐ調べ物をしていた。それは授業中でも変わらず、分からない事は質問していたし、教材に乗っている単語の意味や他にどういう文脈で使われているのか気になったらすぐさま教師にロッカーへ辞書を取りに行っていいかと聞いていた。

小1の時の担任はとんでもない老害で、何かあればすぐ頭をぶっ叩いてくるヤバヤバティーチャーだったが2年生以降の担任は私の好奇心などを尊重してくれて、どんな時でも辞書を取りに行く事を許してくれた。

それがあったから多分今でも分からない事や気になる事があればすぐ調べるし、ネットを見ていて読めない漢字が出てきたら検索してすぐメモ帳に書き留めたりしている。

こないだは何となく気になってカップ麺のフリーズドライ製法について調べたぜ。
それに伴ってアルファ化という現象なども知った。

小学生の時、全部否定されてたら調べるのも嫌になってたんだろうな。
その場で駄目だと言われても、授業後に調べればいいだけではあるが唐突に湧いた知的好奇心まで破壊されてしまったら調べる気力も失われていただろう。

中学生。
私は2年生の一学期から3年生の二学期まで不登校だったんだが、それでも懸命に接してくれた教師が3人いる。

1人は2年まで担任を務められた体育教師。
1人は3年の時に部活の顧問だった音楽教師。
1人は3年の時の担任だった社会科教師。

マジでこの3人には頭が上がらなかった。
学校に行かない事を肯定してくれて、それでもいつか来れた時の為にと色々とフォローをして下さった。

特に社会科教師に限っては、教室へ行けない私に代わりに本を読んだらいいと沢山お勧めしてくれて、普段読むことの無いお話まで知る事が出来たり、卒業の際はその方が大事にしているカーペンターズのアルバムとジョン・ウィリアムズの劇伴集を私にくれた。今でも大事にしている。

そんで高校生。
部活にのめり込み過ぎてメンタルがやられてしまい、1年の3学期から2年の3学期まで休学しそのまま中退してしまった。
しかし1年生の頃の担任とクラスメイトは何故か自分の事をずっと気にかけてくれており、なんなら2年の担任の方は碌に話した事もないのに親身にしてくれた。

同級生が3年生に進級すると同時に高校生ではなくなったんだが、何故かその1年後の卒業式に私は呼ばれた。何故?
卒業式が終わった後、1年生の頃のクラスメイトが次々と集まり、久しぶりに挨拶を交わす。それどころか部活仲間もやってきた。
寄せ書きなり花束も貰った。泣いちゃうよ、こんなの。

クラスメイトととの再開の後、部活の送別会みたいなのにも呼ばれてそこでも寄せ書きを貰った。
しかし全く接点がない後輩からも個別に手紙を貰ったりして、あぁ、知らない先輩の為に書かされてしまったのか、申し訳ない……。となんとも微妙な気持ちになってしまった。ありがてぇけどよ、ごめんな。

今ではもう疎遠になってしまってはいるが、成人したての頃などは恩師に会うことも多かったり、一緒にご飯を食べたりしていた。

そんなこんなで振り返ってみたが、マジで教師には恵まれてたんだなぁと思う。
これで無理やり学校に連れてこられてたら人格破壊してたで。恐ろしくてしゃーないわ。

元気にしてるかな。
今から少しバタバタし始めるけど、落ち着いたら帰省して会いにいこうかしら。

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