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ソフトウェアエンジニアとして、英語ができて良かったこと

近年、ソフトウェアエンジニア × 英語の記事を多く見かけます。今回は私がソフトウェアエンジニアとして英語ができて良かった点をいくつかご紹介します。


自分のニーズに合った仕事が見つけやすい

言わずもがなですが、応募できる職の幅が大きく広がります。これはどの職種でも同じですが、ソフトウェアエンジニアは特に恩恵が大きいです。英語ができると外資の会社も視野に入りますし、最近では日本の会社でも英語に力を入れているところが増えてきています。こういった会社の多くがソフトウェアエンジニアを高く評価しており、高待遇、柔軟性、興味がある技術や事業等自分のニーズにあった仕事が見つけやすいです。

これらの会社で働くにはある程度の英語力が必要ですが、ソフトウェアエンジニア職であれば、そこまで高い英語力を求められることはないです。 TOEIC 700 - 800 点程度とそれ相応の英会話力があればたぶん大丈夫です。高校英語を勉強した人であれば 1 - 2 年で届くレベルだと思います。また、英語に自信があるのであれば、海外での就職も視野に入れることができます。アメリカはビザのハードルが高いですが、アメリカ以外にもソフトウェアエンジニアの評価が高い国はいくつもあります。

英語学習についても記事を書きましたのでぜひ読んでみてください。

多様な技術者と交流できる

英語ができると、世界中の技術者と交流することができます。文化や経歴が異なる人は自分にはない経験や知識、視点を持っていることが多々あり、こういった技術者との交流から学べることは多いです。実務で必要な技術的なトピックだけでなく、たとえば国の教育システム、大学のカリキュラム、会社のポリシー、新技術に対する考え方等幅広くのことにについて学べます。特にアメリカのソフトウェアエンジニアは数年毎にチームや会社を変えるのが多数派であり、なにげない会話から多くの会社やプロダクトについて様々な情報が入ってきます。

下記の記事で私自身のアメリカでのソフトウェアエンジニア経験をまとめていますので、興味がある方は読んでみてください。

英語の情報の理解が苦にならない

多くの技術情報は英語で発信されます。メジャーなものには日本語訳があるものもありますが、全体から考えると極一部です。読み物に関しては AI の活用で翻訳が簡単になりつつありますが、動画やリアルタイムの会話はまだまだ難しいのが現状ではないでしょうか。また、翻訳分野で大きな進展があったとしても、翻訳ミスや翻訳による表現のずれ、英語だとわかりやすい説明が日本語になるとなぜかわかりにくいというケースは多々あります。こういったことを気にせずにオリジナルの表現をそのまま理解できることは、多くの技術が英語圏でうまれるソフトウェア業界において大きな武器になっていると感じます。

しかし、英語嫌いで技術好きな人が、英語好きで技術にあまり興味がない人より技術力が低いことはほとんどありません。技術力はその人の技術に対する熱量が一番大きなファクターだと思います。英語は学習速度を多少速めるものくらいに捉えておくのが適切だと思います。


まとめ

 私がソフトウェアエンジニアとして英語ができて良かったと感じることは、大きく以下の 3 点です。

  • 自分のニーズに合った仕事が見つけやすい

  • 多様なバックグラウンドを持つ技術者と情報交換ができる

  • 英語の情報を苦労なく、また解釈の間違いなく理解できる









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