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昔の詩を短歌にしてみたんか・口紅桜色【短歌・詩】

【短歌】
桜色
鏡で弾ける
口元
初めての口紅
彼は微笑む?

さくらいろ
かがみではじける
くちもと
はじめてのるーじゅ
かれはほほえむ

【詩】
「口紅桜色」

胸の高鳴り
感じつつ
母の鏡台引き出しを
そっと開いて
取り出した
初めてのルージュ

淡い桜の花びらが
唇を飾り
鏡の向こうで
ためらいがちに弾けます
なんて
ぎこちない笑顔
でもあの人は笑ってくれるだろうか


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