面接2

【就活・推薦入試】面接で気をつけること

就活や推薦入試、その他様々な場面で、面接試験がある人向けのお話です!

話す内容については、主にそれぞれの記事を確認してください。
【就活・推薦入試】志望理由を考える前に!
【就活・推薦入試】志望理由を考えてみよう!(実践編)
【就活・推薦入試】長所と短所(長所編)
【就活・推薦入試】長所と短所(短所編)

ここからは、面接特有の気をつけることを挙げていきます!


①話し方

・声のトーンとスピード
・口を大きく開ける
・緊張したら腹式呼吸

話し方については、良い印象になるよう上記の点に注意しましょう!

まず、声のトーンですが、印象が良くなる高さとスピードに調整します。
声の高さに関しては、意識していつもより少し高めにしますが、嘘くさすぎると逆効果なので、自然な範囲で調整します。
仮の原稿を用意して数行読んでみて、相手が心地よく聞こえる高さを調べておきましょう。(これは協力してくれる人が必要ですね)

次に、話すスピードについては、面接官との距離や人数で微調整しましょう。
基本的に、面接官の人数が少ない・距離が近い場合は普通の話すスピード人数が多く・距離が遠いほどゆっくり話しましょう!
(僕の就活の経験では、某焼肉のタレの企業の最終面接で、重役の上から7人が、ちょっと離れたところに並んでいる面接を受けたことがあります。この場合は大きくゆっくり話す必要がありました。)

また、声の高さ・大きさ・速さを気をつけるだけでなく、口を大きく開けるよう意識しましょう!
特に、口を横に大きく開けることによって、少し口角が上がって見えるだけでなく、声質がクリアになり、聞き取りやすくなるので、意識して見てください。

また、これは面接に限りませんが、緊張するときは、「腹式呼吸」で呼吸して話しましょう!
よくわからない人は、お腹に力を入れて手で押さえながら、話してみると良いです!お腹に力が入っていれば、だいたいしっかり声が出ます!

これは、なぜか大学の理科教育法の中で教えてもらったお話です。
緊張するときには、横隔膜が上がって、肩も上がります。そうすると、胸式呼吸になって呼吸が浅くなります。しかし、腹式呼吸をする時には、横隔膜を下げなければならず、必然的に肩も下がってきます。だから、腹式呼吸をすると物理的に緊張できない状態になるということです。よかったら、参考にしてみてください!
ちなみに、横隔膜とは、焼き肉で言うところのハラミです!


②話すときに意識すること

細かく区切る
・20分以内の短いものなら、原則3テンポで返す
・内容は具体的に
嘘はつかず、小さいことを盛る感じで

口頭の試験では、書類審査や小論文のような目で見る試験とは決定的に違うところがあります!

それは、漢字の変換が必要な点です!口頭の試験では、受験者が話したことを面接官が頭の中で漢字に変換する必要があります。
頭の中で漢字に変換しながら、内容を理解していくため、文が長くなると、意味が取りにくくなります。

よって、細かく区切りながら、原則として、3つのテンポで言いたいことを言う練習をしましょう!

そして、3テンポのうちの少なくとも1ヶ所は、イメージが伝わりやすいように、できる限り具体的な話を入れましょう!

エピソードが思いつかない場合は、少しでも本気で思っていることを探しましょう!
嘘をついてしまうと、つじつまを合わせることに気を取られますし、嘘が発覚した場合は、一気に信用がなくなり、リカバリー不可能になります。
嘘ではなく、たとえ少しでも本気で思っていることをつなぎ合わせて誇張する形で話を作り上げていきましょう!

《例》:志望理由の中で、「家から近いから」を入れたい場合
・家から近く通いやすいため、こちらを志望しました。
・合格後は、英語に加えてスペイン語を、〇〇というオンラインレッスンで学習したいと考えています。
・そのために、ネット環境の整った静かな場所が必要です。自宅にいる時間を少しでも長くし、学習に励みます。

正直、この内容では、志望理由としては薄すぎますが、ただ「家から近いから」と言うよりは、説得力を増すことができるはずです。

今回の場合は、「家から近いから受けた」という理由と「英語に加えてスペイン語を勉強したいと思っていた」という想定で考え、それを無理やりつなげました。
「なんでスペイン語なの?」や「なんでオンラインレッスンなの?」などの追加の質問が想定されますが、全てを盛り込む必要はありません!

突っ込まれそうなところには、先に答えを考えておきます!
しかし、全てを話すと、長くなり、要点がわからなくなります。

そこで、わざとそういった「穴」を残しておきます!
そうすると、面接官は、こちらが返答を準備していた質問をしてくるはずです。まるで「落とし穴」に嵌めるような感じです!(*^o^)乂(^-^*)
しっかり準備したことを話せる上に、イレギュラーな質問をされるリスクも減らすことができて、一石二鳥です!
気をつけることは、「計画通り(๑•̀ㅂ•́)و✧」と顔に出さないようにすることだけです!


③その他大事なこと

聴く姿勢
面接官の役職

まず、「聴く姿勢」が大事です!
個人なら面接官集団なら面接官に加えて他の受験者についても、話している人の方を向いてうなずきましょう!

発言者も、聞いてもらっていると感じると話しやすくなるので、話しやすい雰囲気を作れることもアピールになります!
球技のボールを持っていないときの動き(オフザボール)が重要なのと同じです!
目立たないところですが、意外とそういうところも見られています!


「面接官の役職」も重視しましょう!
社長やその役職に近い「偉い人たち」は、堂々とした姿勢が好きです!
下手にへりくだらず、対等以上で話をする意識を持ちましょう!縮こまらず、堂々として自信に溢れているのに不快ではない場合に、器の大きさを感じてもらえます!

逆に、自分が下だという意識を持ってしまうと、合格させてほしいというただの「お願い」になってしまいます。そんな小物を欲しがる人はいませんので堂々としてください!少し傲慢なくらいで丁度いいです!

大丈夫!合格して、身内になるまでは、偉い人かどうかはあなたに関係はありません!!( ̄∇ ̄+)

また、最初の方の面接では、役職がついていない人が多いと思います。
そんな場合は、謙虚な方が好かれることも多いので、堂々としながらも、謙虚さを相手に合わせて混ぜていきましょう!

カーペディエム